集客効果を最大限に！セミナー運営のすすめ

これまでにも何度かお伝えして参りましたが、士業・コンサルタント・先生にとって、セミナーは受任につなげられるイベントです。同時に、集客にも活用できるイベントと言えます。

たとえ現在、セミナーが苦手であっても、今後のためにぜひ開催に挑戦していただきたいと思います。セミナーを企画したり、講演したりすることは、士業・コンサルタント・先生にとっては重要なスキル。早めに取り組んで、そのスキルに磨きをかけていきましょう。

さてこの記事では、セミナー開催のメリットをご紹介します。メリットを十分に知って、セミナーを上手に集客へ活用していただければと思います。

メリット１　一度に多くの人へ情報を伝えられる

セミナーは無料相談と似ていて、集客や受任につながる活動です。しかしセミナーと無料相談が大きく異なる点は、情報を伝えられる人数。

一人にしか伝えられない無料相談に対し、セミナーは一度に複数名の方が参加されるので、多くの人に情報を伝えられます。無料相談に比べると、人と構築できる関係性は弱めですが、多くの方と短時間で関係性を築きたい場合に、セミナーはとても有効です。

ぜひセミナーをたくさんの人との関係性構築の足掛かりとして活用していきましょう。

メリット２　セミナーに参加される方は、見込み度が高い

セミナーに参加される方は、見込み客になってくれる可能性が非常に高いです。
なぜならセミナー参加を申し込む方は、自ら積極的に行動を起こしているから。先生が営業をして無理矢理申し込んでもらったのではなく、セミナーの内容を「勉強したい」「知りたい」と積極的に思っている方だからです。

大抵の場合、自分から積極的に行動を起こすのはとても難しいことです。無料相談ですと先生と一対一になるというハードルの高さもあり、なかなか気軽に申し込めるものではありません。
しかしセミナーであれば他の参加者もいますし、基本的に話すのは先生のため、「参加後は聞いているだけでいい」という気楽さが参加者側にあります。

そのため、無料相談より気安く申し込むことができるのが良い点です。気安く申し込んでいたとしても、自ら行動を起こしているわけですから、セミナー内容に対して興味が深い、見込み度が高いと考えられます。

ただし無料相談に申し込むお客様と比べると、悩みが具現化していない可能性が高いです。そのため、受任へつなげるにはセミナー後のフォローアップが重要になってきます。

それについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてください。

「士業のセミナー成功術！ 受任に結びつける２つの方法」

専門家としての信頼感アップ

当たり前のことですが、セミナーでは「講師」という立場です。参加者は教えられる立場だと無意識的にでも感じるので、先生に対して「専門家として信頼できる」という感覚を持ちやすくなります。

セミナーを開催する、講師として登壇するというのは、一般のお客様からするととてもすごいことです。講師経験や講演歴がある先生に対しては、こちらからアピールしなくても、一目置いてくれます。

そのためセミナー講演実績は、大いに活用していきましょう。
まずセミナー講演実績は、ホームページ上に掲載するのをおすすめです。できれば写真や動画とともに掲載し、その場の雰囲気を感じられるような形にするのが良いでしょう。（写真や動画が用意できなければテキストだけでも構いません。どんな形にしても、セミナーを開催したという事実を掲載するのが大切です。）

そのセミナーに参加しなかった人も、セミナー講演実績がある先生は、信用する価値があると判断してくれます。信頼性を高められれば、自然と問合せ率・受任率も向上しますので、セミナー講演実績は積極的に発信するようにしましょう。

セミナーは講演したその日だけでなく、後々にも信頼感アップのためのコンテンツとして利用できるのが大きなメリットです。今後のことも考え、セミナー講演は記録に残すことをおすすめします。