自宅サロンの内装をよりエステらしく!こだわりポイント4つ
自宅サロンとしてエステを開業するなら、忘れてはいけないのが内装へのこだわりです。家っぽさが残っていると、エステらしくない空間に。
ですが工夫次第で、限られた予算内でも雰囲気ある自宅サロンにできます。そのポイントを見ていきましょう。
エステ開業でハードルが低めなのが自宅サロン。でも自宅の内装そのままではエステらしくなく、手抜き感が伝わってはお客さんも離れてしまいます。とはいえ予算も限られていて、誰もが大がかりな内装工事をできるわけではありません。
工事にかける費用は限られていても、気をつけるべき点を押さえていれば立派な自宅サロンの完成を目指せます。お金をかけすぎず、お客さんにも喜ばれる自宅サロン内装のこだわりポイントをチェックします。
エステの内装はコンセプトを元に、統一感を出して
自宅サロンをエステらしくする内装、まずはコンセプトを固めるのが先です。どんな施術内容で、どんなお客さんに来てほしいか。それによって目指す内装の方向性が変わります。
施術内容がロミロミならハワイアン、アーユルヴェーダならインド風と、自ずと内装やインテリアのテーマが決まるはずです。
気をつけたいのが、目指す方向性とは違うけれどインテリアを気に入って買ってしまうこと。
オーナーの好みであれこれ揃えてみました、では雑然とした印象になりかねません。ごちゃごちゃした印象だと、気分の癒やされないサロンになってしまいます。これと決めたら統一感を出すのがポイントです。
自宅サロンのコンセプト、そして内装のテーマを決めて、それを元にどこにどんなインテリアを置くか、内装工事をするなら何にどれだけお金をかけるかを考えます。
自宅サロンのインテリア購入は計画的に
家庭用とは違い、自宅サロン用のインテリアは「これいいな」と思ってパーッと衝動買いするのは避けたいところです。まずはエステのコンセプトと合っているかを照らし合わせて、他で安く買える手段はないか確認して、計画的に購入しましょう。
自宅サロンを開業するとなると、インテリアや内装以外にもまとまったお金がかかります。無駄な出費はできるだけ少なくしたいもの。「今買わないと」と焦る気持ちもあるでしょうが、今一度冷静に。ここで養ったコスト感覚が、開業後も役立ちます。
欲しいインテリアと同じような商品がより安く手に入らないか、ネットショップや個人的なルートも含めて探します。インテリアに関しては、開業時は必要最小限で構いません。あれこれあるよりも、整えられた印象になります。開業後、必要に応じて買い足します。
施術用のベッドはカバーをかけられるので中古で構いませんが、お客さんが直接触れるものにはお金をかけたいところ。何に出費して何を抑えるかのバランス感覚は必要です。
自宅サロンに非日常感を演出する
自宅サロンの内装を自分でデザインし作る場合、どうしても「家」っぽさが残るのが悩みどころです。アットホームな雰囲気を売りにすることもできますが、本当に癒やしの空間になっているのかは要チェックです。
大がかりな内装工事をしなくても、自宅サロンをエステらしくすることは可能です。自宅であっても、お客さんが入るエリアは非日常感の演出を心がけてください。
照明は、家庭用のものそのままは避けたいところです。電球色のLEDか、間接照明の柔らかな光が自宅サロン向き。エステのコンセプトにもよりますが、蛍光灯の明るすぎる光はリラックスタイムには向きません。直接の光をさえぎるカバーを自作するのもよいですね。
アロマも必要に応じて使えると強みになります。家庭らしいにおいを消すのに一役買いますし、その日の気候やお客さんの体調に合わせてアロマオイルを選べたら、癒やしの場として喜ばれる空間になります。
自宅サロンから家族の生活感を消す
自宅サロンでは、同居のご家族とお客さんとが同じスペースを共用することもあります。玄関やトイレ、廊下、場合によっては浴室も共用するでしょう。家族の生活感が見えるとお客さんはがっかりしたり、衛生面に不安を抱いたりします。
だからといってご家族に「片づけて!」「キレイに使って!」といちいち注意しないといけないのも、家族仲がギスギスする元になります。
家族の生活感を出さない内装にするのも自宅サロンのポイントです。トイレは別々が理想ですが、家族が清潔感を保って使用してくれるなら共用でも構いません。コンセプトに合ったアロマとインテリアで、家庭ではなくエステのトイレを演出します。
玄関は家族の靴が出たままにならないように注意。靴を置く場所は、家族とお客さんとで別々になるよう配置したいところです。
お客さんの動線と家族の動線が重ならないようにシミュレーションし、施術場所を配置しましょう。動線が重なる部分はサロン用の内装にして、常に清潔に保てているかチェックします。
自宅サロン、こだわり内装のまとめ
いかがでしたでしょうか。
自宅サロンも工夫次第で、限られた費用でもエステらしい演出が可能です。
工事を依頼するなら細かいところまで相談できる業者に。数社に見積もりをお願いすると安心です。その場合もはっきりしたコンセプトは必須。
理想の自宅サロン開業に向けて、まずはその完成図を描いてください。