エステサロンの集客力を上げる! チラシ作成のポイント5つ
開業したエステサロンを近所の住民に知ってもらいたいとき、チラシは強力な武器になります。
しかし、ただ作っただけのチラシではろくに読まれず捨てられてしまうもの。
集客に強いチラシを作成するポイントを見ていきましょう。
エステサロンを開業しても、サロンを知ってもらわなければ集客もままなりません。チラシは近隣住民にサロンの存在を知ってもらうツールとして役立ちます。ただ、競合店や他業種のチラシもある中、工夫がなければ読み捨てられる可能性も高いです。
どんなチラシなら目を通してもらえて、エステサロンに足を運んでもらえるのでしょうか。限られた紙面、載せられる情報も限られています。集客できるチラシ作成のポイントをチェックしていきましょう。
エステサロンに来てほしいお客様のターゲットを決める
単にチラシをまけば集客できるだろう、という甘い考えは禁物です。エステサロンを知ってもらうきっかけとしてチラシは強いですが、実際に足を運んで、施術を受けてお金を払ってもらわなければ、広告費も労力も回収できません。
どんなお客様に来てほしいか、まずはターゲットを決めてチラシ作りに取りかかります。単に近所のエステで、リラックスできて痩せられそうなだけでは、「行こう」と思わせるには弱いです。ピンポイントで訴えかけるものがあれば、エステに行く動機になります。
チラシを作るなら、「来てほしいお客様像」を明確に決めて、その人に手紙を書くつもりで作成するのがポイントです。年齢や職業はもちろん、趣味や家族構成まで。一人の人物像を描いてお客様として想定します。
その上でチラシの文面を書き、デザインを構成すれば、ちゃんと手に取られて読み捨てられない、読み手に響くチラシになります。
できるかぎり手書きのチラシで
チラシ作成をプロのデザイナーや業者に頼めたら強いですが、エステサロンを開業したてでは予算も限られていて難しいもの。自分で文面を考え、デザインするケースが大半でしょう。
WORD文書で文章を打って画像挿入をしてもそれらしくチラシはできますが、いまいち温かみに欠けます。作成は楽でも、ビジネス文書や企画書のようで、よほど工夫しない限りエステサロンの癒されるイメージが伝わりません。
ここは手書きで、というのが一つの作戦です。あらかじめ下書きしてから清書します。悪筆のままでは困りますが、多少クセのある字でも構いません。サロンをぐっと身近なイメージにできます。
オーナーの人となりを感じさせる挨拶や、短めの自己紹介があってもよいでしょう。初めての方に手紙を書くイメージで取り組みたいところです。
エステサロンのアクセス情報・連絡先を忘れずに
1枚のチラシ、文章を書いたり写真やイラストを載せたりできるスペースは限られています。あれこれ書いたはずなのにあの情報が抜けていた、という後悔は避けたいものです。
エステサロンのチラシには、住所や連絡先が必須です。電話番号とメールアドレス、あればサイトURLやSNSアカウントもあると、興味を持ってくれたお客様に対して親切です。住所には地図が添えられているとアクセスしやすいです。最寄駅やバス停も明記しておきましょう。
エステサロンのメニューは、全部を載せる必要はありません。列挙するとお客様に難しく考えさせてしまいます。イチオシのメニューと、その他代表的なメニュー2、3コースだけアピールします。前述のお客様ターゲットが明確に決まっていれば、どのメニューをおすすめすべきか自ずと見えてきます。
視覚に訴えかけるチラシを
エステサロンのチラシ、文章とサロンの情報だけではいまいち魅力が伝わりません。文章を読むのが苦手で「面倒くさい」と即ゴミ箱に投げ入れてしまう人が大半です。
そのため、捨てられない工夫が必要です。文章を読むのが苦手な人にアプローチするため、視覚に訴えるチラシを作りましょう。
エステサロンの写真があると、かなり印象が変わります。施術室や、実際にオーナーが施術している画像が入っていると、サロンの雰囲気がわかりやすいです。可能ならカラーの写真で、温かみのある自慢のインテリアを載せるのもOKです。
常連さんと仲がよく、顔出し可能であれば、「お客様の声」として掲載させてもらうのも良いでしょう。サロンの輪郭を新規客や潜在的なお客様により掴んでもらえるチラシになります。
チラシを持って実際にエステサロンへ行くしかけ作りを
エステサロンの雰囲気がわかる、お客様の心を掴みそうなチラシをまいても、すぐ集客につながるとは限りません。他にも競合店や、他業種のチラシが毎日のようにポストに入れられており、ざっと目を通しただけで捨ててしまう人がほとんどです。
手にしたそのチラシに何らかのメリットがないと、集客には弱いでしょう。チラシ持参で割引にするのは、多くの競合店や他業種もしていることです。割引が苦しければ粗品プレゼントもありです。
読んでくれた方に何らかのメリットがあるチラシ作りで、少しでも集客力を上げていきましょう。
お客様を集めるチラシ作成のまとめ
いかがでしたでしょうか。
施術など通常業務の合間にチラシを作成して街へ配りに出るのはなかなかの労力が要ります。ですが、サロンを知らないお客様に呼びかける絶好の手段です。
ぜひ集客に力のあるチラシを仕上げて、実りのある作業にしてください。