1秒で惹きつける!売れるホームページにするキャッチコピーの作り方
更新日:2019年11月6日

ただ単にホームページの訪問者を増やしても、コンテンツへの反応率が低いと売上には繋がりません。
コンテンツへの反応率を上げるためには、訪問者の目を引くキャッチコピーが必要です。
今回はたった1秒で訪問者を惹きつける魅力的なキャッチコピーの作り方を、商品の強調ポイントや相手に訴えかけたい内容ごとに解説します。
ホームページの反応率が上がるキャッチコピーの基本

キャッチコピーは初めて見た人を掴むための最初の一言。
この一言でホームページや商品の第一印象が決まります。
ですが、全部イチからキャッチコピーを作るのは難しいもの。
まずは作り方の基本を押さえ、売れているキャッチコピーを参考にし、型にはめ込む。
そうすることでターゲットの心に刺さるキャッチコピーが出来上がります。
では、まずはキャッチコピー作りの基本を解説しましょう。
キャッチコピー作り3つの基本

ホームページの反応率を上げるキャッチコピーを作るためには3つの基本ルールがあります。
①ターゲットを具体的に絞り込む
このターゲットがあやふやなままだと、誰に向けて言っているかわからなくなり、スルーされやすいキャッチコピーになってしまいます。
ターゲットは広く定めるよりも、具体的に絞り込んだ方が刺さるキャッチコピーが完成します。
②「何を」伝えるか明確にする
「誰に」が決まったら次は「何を」伝えるかが重要です。
ひとつの商品でも訴求ポイントはいくつもあります。
その中で一番伝えたいことは何かを明確にしなければ、読み手は興味を持ってくれません。
③文字数には注意する
キャッチコピーにはこれといった文字数の決まりがありません。
かといって何文字でもOKというわけではなく、長すぎるとダラダラした印象になってしまいます。
読み手の心を掴むキャッチコピーは短くまとめたものが多いです。
自分の作ったキャッチコピーを読んでみて、少しでも長い印象を受けたら短く削りましょう。
これら3つの基本ルールを押さえて、売れている企業のキャッチコピーを参考にします。
すると、キャッチコピーにはいくつかの型があるのが見えてくるのです。
商品の魅力的な特徴をアピールするキャッチコピー

あなたの売りたい商品にはどんな特徴があるでしょうか?
他社との違い、自社オリジナルなどの特徴をキャッチコピーにすることで、読み手に商品の魅力をアピールできます。
商品の魅力を紙に書き出し、一番のアピール点を見つけ出しましょう。
そのとき「競合と差別できる特徴は何か?」という視点で考えるのがポイントです。
品質の高さを直球でアピール

今の時代の消費者は安さよりも質の良さを重視する人が増えてきました。
競合よりも高い品質を保証できるのなら、それをアピールすれば高品質を求めるターゲットに直球で狙い撃ちができるのです。
『お豆腐屋さんがこだわって作った大豆クッキー』
『希少な自然素材を使った数量限定の化粧水』
簡単さ、お手軽さをアピールするなら現実味がポイント
忙しい人が多い現代だからこそ「〇〇するだけ」という商品が売れています。
しかし、その一方で「本当に効果があるの?」といった声が出ているのも事実。
お手軽さをアピールするときには、より現実味がある商品を選ぶのが良いでしょう。
『電話ひとつで即日対応』
『声に出して読むだけで身に付く基本の英会話』
数字を利用してリアル感を出すキャッチコピー

数字を使うと具体的なイメージが湧きやすく、それが指標になったり、信頼感に繋がったりといったメリットがあります。
ホームページの画面の中だけでは伝えたい情報が限られてしまうため、数字を積極的に利用しましょう。
期限や限定性を示して行動に繋げる
「お申し込みは〇日まで」「〇個限定」といった期限や限定性を示すと、少しでも商品に興味を持ってくれた人は行動しやすくなります。
人はいつでも手に入るものよりも、今しか手に入らないレアものの方が欲しくなるからです。
また「〇日間続ければ」「たった〇分で」というように、利用者が商品を使って望む効果を得るまでの期間を数字で示すのも有効。
期限や時間をうまく活用して、読み手の行動に繋げましょう。
『登録は5日まで!先着100名様限り』
『毎日10分の使用で脂肪がみるみる燃える』
実績を載せて信頼を得る

実績=信頼度と言っても過言ではありません。
高級ブランドも「みんなが買っている」という実績があり、信頼があるからこそ高価でも売れるのです。
しっかりとした実績があれば、胸を張ってキャッチコピーに入れましょう。
『売上10万個達成!スーパーモデルも愛用の酵素ドリンク』
『5,000人のカットをして〇〇コンテストで優勝したカリスマ美容師』
相手の感情を刺激するキャッチコピー

「人の感情に寄り添ってくれる」「自分の感情を代弁してくれる」そんなキャッチコピーが今、人々の心を掴んでいます。
人は感情を揺さぶられると、その相手に惹きつけられるのです。
感情を刺激するキャッチコピーで読み手の心をグッと掴みましょう。
読み手の話し言葉を使って親近感を持たせる
私たちは普段話し言葉で人と会話をしています。
人と会わない日であっても、頭の中では話し言葉を使って自分と会話をしています。
そんな話し言葉をキャッチコピーに入れることで、読み手は「あ、自分のことだ」と親近感を持ってくれるのです。
『今日、何着ていこうかな』
『あぁ、おなかすいた』
読み手が求めることをわかりやすく示す
世の中にはいろいろなキャッチコピーがありますが、中には「で、何が言いたいの?」というキャッチコピーも。
ホームページの訪問者は何か答えを求めてやってきています。
その答えをわかりやすく示してあげるのが親切で感情を刺激するキャッチコピーです。
『私が東大じゃなくて地方の大学を選んだ理由』
『知りたいのは、勉強の内容より、勉強のやり方なんです』
お得感を強調して相手を掴むキャッチコピー

若い女性や主婦をターゲットにしているならお得感を強調したキャッチコピーが有効です。
こういったターゲットには安売りをするのではなく高品質×お得感のダブルコンボが効果的。
また、ターゲットが男性であっても「お小遣い制のサラリーマン」というふうにターゲットを絞り込むのがおすすめです。
お得なものが好きなターゲットは誰かを考えて、その相手を掴むキャッチコピーを考えましょう。
『今ならミニボトルが1個付いて8,000円!』
『サラリーマンのお小遣いでも始められる仮想通貨』
相手に新しい気付きを与えるキャッチコピー

人は今までの自分の人生の経験をもとに人格が形成されていきます。
同じ世界の中で生きていたら、新しい価値観に気付くことができません。
そこで、キャッチコピーの中で読み手に新しい気付きを与えることで、感情を動かし行動してもらえます。
「あぁ、確かにそうだ」「言われてみれば」と読み手をグッと惹きつけられれば、ホームページの反応率も上がるでしょう。
読み手に行動を起こさせる気付きのキャッチコピー
目標はホームページの訪問者に行動を起こさせること。
情報を羅列してあれこれ考えさせるよりも「とりあえずやってみるか」という気にさせてくれるようなキャッチコピーがおすすめです。
『迷うくらいなら、試してみればいいじゃない』
『ダイエットは、明日じゃなくて、今日の一歩から』
あえて疑問形で新しい価値観を与える

キャッチコピーが疑問形になっていると、読み手にはその疑問の答えが知りたいという欲求が生まれます。
「今まで興味なかったけど、この答えは何だろう?」とクリックしてもらえれば成功!
読み手に伝えたいことを疑問形にしてキャッチコピーに盛り込みましょう。
『子供連れで大丈夫?今話題の高級レストラン』
『スイートルームに無料で泊まれるって本当ですか?』
たった1秒で惹きつけるキャッチコピーの作り方まとめ

キャッチコピーの基本と訴求ポイントごとの作り方は参考になりましたか?
ホームページの反応率を上げるなら、訪問者がその次を思わず読みたくなる、クリックしたくなるキャッチコピーが重要です。
そのためには誰に何を伝えるのか、どれくらいの文字数で伝えるのかという基本を押さえます。
そしてすでにあるキャッチコピーを参考にしながら、強調ポイントをキャッチコピーに盛り込んでいく。
この手順を踏むことで、ターゲットの心をたった1秒で掴むキャッチコピーが出来上がるでしょう。