「1兆」のホームページ
世界中には、いったいどれくらいのホームページがあるのでしょうか。
少し古い数字ですが、2008年にグーグルが発表したものだと「1兆」のホームページがあるということでした。
正確な数などグーグルでさえ把握できないでしょうし、把握することに意味はないとも思いますが、世界中には無数のホームページがある、ということは言えます。
検索者の求める答えを探し出すために
そんな天文学的な数のホームページの中から、検索者の求める答えを探し出すために、グーグルは、世界中のホームページを巡回して、日々「インデックス」と呼ばれる巨大なデータベースを作成しています。
ユーザーが検索をすると、この「インデックス」に登録された膨大なホームページ情報の中から、あらかじめ決められたプログラムにしたがって情報を解析し、検索結果に表示させるのです。
このあらかじめ決められたプログラムのことを、「検索アルゴリズム」といいます。
グーグルにとって検索アルゴリズムは、検索結果の品質を左右する大事なものです。
検索アルゴリズムが優れていれば優れているほど、検索する人は自分の望む答えを、早く得ることができます。
しかし検索アルゴリズムに不備があれば、検索結果に不正確な情報が増え、望んでいる答えになかなかたどり着けなくなってしまうのです。
検索アルゴリズムの今後
検索の技術で成り立っているグーグルという会社にとって、いかに検索アルゴリズムの品質を高めていくか、というのが最重要事項。
数百もの要素を総合して検索結果を表示するという、非常に複雑なプログラムは常に変更が加えられており、その回数は年間500回以上とも言われています。
皆さんも、次に検索するときには、その裏側で検索アルゴリズムが動いているんだな、とちょっと思い出してみてくださいね。