コンバージョンレートは、
アクセスしてくれた人のうち、どれくらいの人が商品購入や資料請求をしてくれたか
の指標となる数値で、「CR」「CVR」などと略されることもあります。
ホームページで商品を販売している場合、コンバージョンレートの算出方法は、
コンバージョンレート = 商品購入数 ÷ アクセス数
となります。
たとえば、ある商品のページに1,000人が訪れ、そのうちの10人がその商品を購入したとすると、次のような感じです。
コンバージョンレート | = | 商品購入数 ÷ アクセス数 |
---|---|---|
= | 10 ÷ 1,000 | |
= | 0.01 | |
= | 11% |
アクセス者のうち「1%」がその商品を購入した、つまり「購入率1%」ということになります。
この計算式はいろいろな算出に使えます。
コンバージョンレート | = | 問合せ数 ÷ アクセス数 |
---|---|---|
= | 10 ÷ 500 | |
= | 0.02 |
コンバージョンレート | = | 問合せ数 ÷ アクセス数 |
---|---|---|
= | 10 ÷ 800 | |
= | 0.0125 | |
= | 約1.2% |
CRはHP改善の重要な指標
さて、ホームページを改善していくにあたっては、このコンバージョンレートを高めるためにどうするか、を考えるのがセオリーです。
商品購入数や問合せ数などを増やすには、アクセス数とコンバージョンレートとをバランスよく高めていくことが必要。
ホームページのアクセス数が多くても、コンバージョンレートが低くては、思うように商品購入数や問合せ数は増えないのです。
- アクセス数を高めるには……
= SEO(検索エンジン対策)などをしっかりと行う - コンバージョンレートを高めるには……
= ホームページ内のコンテンツを上手に作る
いくらアクセス数を増やしても、コンテンツの作り方が悪いとコンバージョンレートは上がりません。
コンバージョンレートがなかなか上がらない、という場合は、
- ホームページのコンテンツがアクセス者のニーズや悩みを解決できているか
- 目的のページにきちんと誘導できているか
などを見直し、改善してまたコンバージョンレートを測定し……という「トライ&エラー」が大切ですね。