さて続いては、ホームページの作り方をお話しする際に必ず理解しておかなければいけない、「テキスト(文字)中心のホームページ作り」についてご説明します。
なお本コンテンツは「会話調」で説明してみます。
(会員Aさんと私の会話です)
ホームページをテキストで作ろう!
私 | 「Aさんのホームページって、画像を使って、かなり複雑に作ってますよね。プロの人でないと、こういうコンテンツの修正は難しいですよ。」 |
---|---|
A | 「そうでしょう。本当は自分でコンテンツ作れるんだったら、作りたいんですけどね。」 |
私 | 「そうですね……。今のホームページをいじるのは、結構手間がかかるしな~。 じゃ、いっそのこと、新しいホームページを一から作ってみませんか。私が少し手伝ってあげますから |
A | 「はあ。でも、また何十万円もかかるんでしょう。」 |
私 | 「いえいえ。今のAさんのホームページみたいな、 画像コリコリのホームページじゃなければ、そんなにかかりませんよ。10万円くらいかな。」 |
A | 「えっ。そんなに安いんですか!?」 |
私 | 「そうですよ。しかも、最初に作ってしまえば、あとは自分で自由にコンテンツの修正・加工が簡単にできますから。」 |
ホームページの作り方のノウハウとして知っておくべきことは、画像を利用してホームページを作ると、
コンテンツの修正や追加に大変な手間がかかるということです。
Aさんのホームページを分析してまず目に付いたのが、「画像」主体のホームページだということでした。
ホームページ作成会社に作ってもらっているのですが、その人が「デザイン重視」で作ったため、
ほとんどの文字を「画像」で作ってあるのです。
見た目はお洒落なんですが、修正するのにかなり手間がかかる形になっていて、
ちょっとコンテンツを修正すると「はい、修正費用30万円也」みたいな世界でした。
一方、「画像」を使わないで「テキスト(文字)」中心に作れば、10万円もあれば、そこそこのホームページが作れます。
そして「テキスト」ベースで作れば、ホームページ作成会社に依頼せずとも、
Aさんのようなホームページの「素人」でも、あとで自分でコンテンツの修正・追加が可能だというわけです。
もし、あなたの会社のホームページが、Aさんと同じように、
- 自分で修正できない
- お金がかかる
- アクセスが少ない
- 画像利用でお洒落だけど商売につながらない
と言った悩みをお持ちなら、今までのホームページとは別に、簡単にできるホームページの作り方の知識を得て、
ホームページ作成会社に依頼するのではなく、ご自身で全く新しくホームページを立ち上げることをおすすめします。
(ちょっと勇気がいるかもしれませんが……。)
商売につながるホームページはテキスト(文字)から
A | 「自分でコンテンツ作るっていっても、どうすれば良いんですか?」 |
---|---|
私 | 「Aさんはワープロ打てますよね。ワープロが打てれば、誰でもホームページ作れますよ。」 |
A | 「私くらいのワープロレベルでも、問題ないんですか?」 |
私 | 「そうですね~。まあ、Aさんのワープロレベルは、かなり低いですけど、キーボードが打てれば何とかなりますよ。(^^)」 |
A | 「具体的には、どうすれば良いんですかね?」 |
私 | 「まずは、ワープロで“コンテンツ”を作ってください。絵とか記号とかを使わないで、とにかく文字(テキスト)で、コンテンツを作りましょう。」 |
A | 「ほうほう。」 |
私 | 「ホームページはコンテンツが命。ですから、お金をかけて“お洒落な”ホームページを作る代わりに、 内容が充実したコンテンツを“テキスト”で作るんです。繰り返しになりますが、 中小企業は文字(テキスト)中心でコンテンツを充実させるのが、商売繁盛の大原則です。」 |
A | 「なるほどね。」 |
私 | 「皆さん、よく間違うんですけどね、インターネットユーザーは、 お洒落なホームページを必ずしも喜ぶわけじゃないんですよ。 中小企業とか、お役所とかで多いのが、ホームページにアクセスすると、 いきなり訳の分からない“絵”が、クルクル回り出すのがありますよね。時には、音楽までついてて。 こういうサイトは“お洒落”かもしれませんが、実用的ではないので、ネット上では“小馬鹿”にされています。」 |
A | 「えっ、そうなんですか? じゃあ、うちのホームページは?」 |
私 | 「Aさんのホームページの作り方は、別にアニメーションが動くわけじゃないから、 まだましですけどね。でも、ぱっと見、おしゃれなんですが、中身が全然ないんですよね。」 |
A | 「やはりそうですか。いや私もそうかな、なんて思ってはいたんですけどね……」 |
画像や音がもてはやされたのは、一昔前の話です。
画像や音が多用されたホームページは、ダウンロードするのに時間がかかるので、ホームページ作成会社の「本当のプロが作った優秀なサイト」でもない限り、ほとんど喜ばれません。
お客さんは画像を見に来るのではなく、「自分の欲しい情報」を探しに来るのです。
そしてその情報を提供するには、画像ではなく、「豊富な文字(テキスト)情報」で提供するのが一番なのです。
繰り返しになりますが、「おしゃれなデザイン」を重視して「画像」を駆使した中身のないホームページを作るよりも、
「テキスト(文字)」中心で、お客さんに喜ばれる情報をたくさん提供しましょう。
情報量と、売上が正比例すると思っていただいて結構ですから。