アクセス解析でホームページのコンテンツ改善
今回のご相談
担当コンサルタントさんのサポートをお願いして、次第にお問い合わせやコンバージョンも増えてきていたのですが、最近急に反応がなくなってきました。
たとえば、「うつ病 九州」のキーワードなどでは検索順位が10位前後でしたが、現在は130位くらいに下落しています。
グーグルから何らかのペナルティが科せられているのだと思いますが、何が原因かわかりません。あるところからは、これだけ落ちるとドメインの変更も検討した方がいいとも言われました。
カウンセリングの目的をはっきりさせた方がいいので、複数ブログも検討したいと考えていますが、現状、グーグルの対策として逆効果になるという話も聞きました。
今後のよきアドバイスをいただければ幸いです。
ご回答
今回のご相談も、「とくに何もしていないのに急に順位が下がってしまった」というケースです。
順調に反応が取れていたのに、突然お問い合わせが減少してしまった場合に、どういう対策を打てばよいのか、その改善策をご案内します。
順位について
順位について 弊社で確認しましたところ、ご相談のキーワードでは、いずれも10位以内に表示されているようでした。
こうしたことから判断しますと、現在のところGoogleからのペナルティは受けていないと考えられます。
Googleウェブマスターツールにご登録いただいている場合、ペナルティ対象のホームページには、警告のメッセージが来ることがありますので、こちらもご確認ください。
なお、ペナルティは受けていないようですので、ドメインの変更は必要ないと考えられます。
改善策について
さて、ペナルティを受けていないにもかかわらず、反応が落ちてしまった点にについては、改善策として、以下の2つの方法をお試しください。
アクセス解析
アクセス解析をご覧いただき、問合せが減少する前はどんなキーワードでお問合せがきていて、問合せが減少した後はどんなキーワードでのアクセスが減少したのかを確認してみてください。
そのうえで、減少したキーワードに対して、
- 対応する記事を新しく作成する
- 該当ページにリンクを集める
などを行うと、アクセスが減少したキーワードで再びアクセスしてもらえる可能性があります。
複数ブログについて
全般的なサービスを紹介するサイトと比べ、ターゲットを絞ったホームページは、狙いたいターゲットに対して反応が出やすくなります。
そのため、反応をアップさせたい場合、むしろ私どもでは複数ブログの作成をおすすめしています。
ただし、それぞれのブログで文書をコピーして使ったり、まったく同じ内容のページを作成したりすると「重複コンテンツ」と判断され、Googleからペナルティを受けてしまう可能性があります。
この点に注意していただければ、複数ブログはメリットが大きくおすすめですので、ぜひ検討してみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回は、お問合せが減少した場合、どのような対策を打てばよいのか、というテーマでお話ししました。
このように、問合せ減少の原因が、順位の下落ではない場合もあります。
慌てずに、まずはしっかり現状を把握するようにしましょう。