今回は、ホームページをリニューアルする際の「見直しポイント」についてのお話しです。
みなさんの中には、すでにホームページを運営していたり、過去に作成した経験のある方もいらっしゃるでしょう。
その中には、
「今度こそちゃんと集客できるホームページを作りたい」
「古臭いデザインを洗練されたデザインに作り直したい」
「いつでも自由に更新できるホームページにしたい」
など、何らかの理由でリニューアルを検討している方もいると思います。
ホームページをリニューアルする理由
企業によってホームページのリニューアルを検討する理由は、さまざまです。大幅な改修が必要とするものから、一部の修正で解消できる問題もあります。それぞれの理由をどのように改修すればよいか、チェックしてみましょう。
1)デザインが古い! スマホに対応できていない!
Webデザインのトレンドは、数年ごとに変わります。いつまでも古いデザインのままでは、企業のイメージにも悪影響を及ぼします。
また、最近ではPCよりスマホでインターネットを閲覧する人の割合の方が高くなりました。スマホでの表示に対応していないサイトは早急にレスポンシブ・デザインの導入を検討しましょう。
2)売上が増えない! 問い合わせが増えない!
アクセス数がそもそも少ない場合は、ユーザーにとって役立つ情報量が足りていないのかもしれません。
しかし、コンテンツが充実しているにもかかわらず、問い合わせが増えない場合は、サイトの構造やSEO対策の見直しが必要かもしれません。同時にコンテンツの内容も見直し、訴求力を高めましょう。
3)更新費用が高い! 更新を担当するスタッフがいない!
もし、制作会社へ支払う更新費用が「高い」と感じているのであれば、自社で更新できるように環境の切り替えを検討しましょう。
また自社で更新する際には、「誰が・いつ・何を・どれくらいの頻度で更新する」か、社内の運用体制を整えることも大切です。
4)過去のコンテンツが、どこに何があるかわからない!
コンテンツの置き場所を考えずに、次々に写真やテキストを更新してしまうと、サイトの構造が複雑になり、どこに何があるかわからない状態になります。
そのような場合は、すべてのコンテンツをカテゴリに分けて整理し、サイトマップを作り直しましょう。
リニューアルの3ステップ
無計画にホームページをリニューアルしても、期待するような成果は得られません。リニューアルに失敗しないためには、以下の3ステップを順を追って現状のホームページを見直しましょう。
1)ホームページの目的(役割り)の見直し
まずは、リニューアル後に「どんなサイトにしたいのか」「ホームページを使って何をなしとげたいのか」、自社のホームページの目的を改めて見直しましょう。
企業のブランディングか、商品のPRか、それとも採用の促進なのか?
目的をはっきりさせると、改善の方向性も定まります。
2)「ターゲット」と「ゴール」の見直し
ホームページの目的が決まったら、次にターゲットを見直しましょう。
どんな人(ターゲット)に見てもらい、何をしてもらいたいのか。
これまでターゲットを設定していたのに、成果が得られていなかったのなら、設定を見直す必要があるかもしれません。
3)課題の洗い出しとコンテンツの見直し
次に既存サイトが抱えている課題を洗い出し、課題を解消するコンテンツを作成します。サイトのデザイン、コンテンツ内容、SEO、使いやすさなど、改善すべきポイントは複数あるかもしれません。
自社サイトの課題がみつけにくい場合は、競合する他社のホームページと比較すれば、改善点をみつけやすいでしょう。
ホームページのリニューアルは、企業の新しいイメージを植え付けるチャンスです。新規事業のスタートや企業の移転など、企業が注目されるタイミングと同時に行えば、より効果的です。
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ホームページのリニューアルをご検討されている方は、ぜひ、ご検討ください。