中小企業は自社の「公式ホームページ」としてブログを活用―。
12月22日に総務省より発表された「ビジネスブログ及びビジネスSNSの活用事例の公表」により、中小企業でのブログ活用が本格化していることが明らかになりました。
総務省発表の「応募事例の概況」によると、応募企業全125社のうち、従業員数100人以下の中小企業が97社と大半を占め、従業員数10人以下の小規模企業・零細企業が67社と、50%を超える結果となりました。2005年の流行語の一つともなった「ブログ」を、中小企業では「日記コンテンツ」としてではなく、自社の“公式ホームページ”として利用している事例が多く見られたのが特徴的です。中小企業のブログ活用事例では、旧来のホームページを「ブログでリニューアル」したことでデザイン性がアップし、また自社でかんたんに更新できる扱いやすさが受け、急速に利用する企業が拡大。中小企業でも、大企業に負けないタイムリーな情報発信ができるようになった、という事例も見られました。
なお、総務省発表の応募企業全125社のうち37社が、あきばれネット提供のASP型ビジネスブログサービス「ブログdeホームページ作成」を利用しています(あきばれネット調べ)。
当会の吉本俊宏代表は、「これは、ASP型ビジネスブログが低コストで作成することができ、さらに自社で簡単に更新できるというメリットが、ホームページ制作やITの活用に時間やコストをかけられない中小企業のニーズにぴったりと合った結果といえるでしょう。」と語り、さらに「2006年には中小企業のブログ活用が一層進み、また導入業種もさらに多様化していくと見ています。」と今後の展開を予想しています。