昨年7月、米Yahoo!と米マイクロソフトが検索事業の提携で合意した、
というニュースがあり話題となりました。
これは、
Yahoo!=YST(Yahoo! Search Technology)
MSN =Bing(ビング)
という、両社が別々に開発、運用している「検索アルゴリズム」が統合
される可能性がある、ということなのですが、この話がいよいよ現実味
を帯びてきました。
▼Yahoo!からBingへの移行がいよいよスタート(米国&カナダ)
http://bit.ly/blICOF
※URLは短縮しています
検索アルゴリズムというのは、
検索結果を表示するロジック
のことで、これが変更されると、検索結果の順位も上下することがある
ので、その動向が気になるところです。
このYahoo!とBingの検索結果を統合するためのテストが今月末から始ま
り、11月ごろには移行が完了する予定、というのが今回ご紹介した情
報。
つまり、日本で言えば、
Yahoo!JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/
と
MSN
http://jp.msn.com/
の検索結果が同じになるかもしれないということです。
日本ではどうなる?
さて、これは現時点ではアメリカ(とカナダ)でのお話ですが、日本で
はどうかというと、
・将来的には統合される可能性も否定できない
・もし統合されるとしても実現するのは数年先
というのが大方の予想です。
また、日本とアメリカのYahoo!は別ものと考えてよく、アメリカでの動
きがすぐに影響することはないようですし、そもそも公式にはまだ何も
発表されていません。
もしいずれ統合することになっても、hp作成の流れなどで慌てる
必要はありません。
まずは今まで通り、基本を押さえたSEOをしておくことが、Bingにつ
いても有効であることに変わりないでしょう。
ですから、
「今からBing対策をしておかないと間に合いませんよ」
などと声をかけてくるようなSEO業者やhp作成業者には要注意。
こうした誘いに惑わされないためにも、最新情報に対して常にアンテナ
を張っておくことが、経営者としては大切ですね。\(^^)√