今週は「電子メール活用」の3回連続解説シリーズの第3回です。
先週は「メールシナリオ」の話をさせて頂きましたが、今週は「メール
本文の書き方」についてお話ししてみます。
最初に少し先週の復習をしてみましょう。
メールのシナリオ
電子メールで販売したい商品が決まったあとは、それをどういうステッ
プでお客さんにアピールして行くかを考える必要があります。
このステップのことを「メールシナリオ」と言いますが、具体的には以
下の項目を検討します。
1)対象者 :誰にそのメールを出すか
2)回数 :何回メールを出すか
3)訴求ポイント :それぞれのメールで何を訴えるか?
4)送信タイミング :メールをいつ出すか
これはダイレクトメールを出すときも同じですが、闇雲にダイレクトメー
ルを発送しても、お金ばかりかかってなかなか成果が出ません。電子メー
ルも同じことで、事前にしっかりとした「戦略」をたてた方が、効果が
出やすいのです。
それでは具体的な留意点をお話ししましょう。
まず対象者は、「全員に出す」か、「特定のセグメント」に絞り込むか
を最初に決める必要があります。メールアドレスを知っている人全てに
出すもよし、お得様に限定して送るもよし、あなたの戦略次第です。
ただ当然、送る対象者によってメールの内容が変わってきますから、最
初に誰に送るかを考えることが大切です。
回数に関しては、単発で送るよりも、何回かのシリーズ物にした方が、
反応が取れやすいと思います。
そしてシリーズ物にした場合、それぞれのメールで何を訴えるかを、事
前に考えておきましょう。
これを事前に考えておかないと、すぐに「ネタ切れ」になったり、特別
セールのタイミングとメール送信のタイミングずれてしまって、効果的
な販促が行えなかったりしますので、注意が必要です。
そして最後の送るタイミングを考えます。週に1回とか、毎月10日と
か、だいたいで結構ですから予定を組んでおきましょう。そうするとこ
のメールにあわせて他のキャンペーン等を企画しやすくなります。
こうしたシナリオは、販売しようとしている商品や、対象のお客さんに
よって当然変わってきます。また最初から上手く行くわけではないので、
ある程度試行錯誤が必要です。
でも、闇雲にトライするよりは、こうした事前の「ストーリー」を想定
した方が、失敗したときでも後で色々と修正が効きますので、是非こう
した「メールシナリオ」を事前に検討してみてください。
────────────────────────────────
こんな話を先週はさせて頂きました。
(→ 後半に続く)
□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■
基礎からインターネットのお勉強をしたい方は、
↓ ↓
□■インターネットなんて簡単だ!■□
『できる社長のホームページ入門』
~経営者に贈るホームページの勘所~
(A4判 40ページ)800円(税別)
をお読み下さい。
技術用語をほとんど使わずに、「経営者の言葉」で書かれた、日本初の
経営者むけホームページ作成入門講座。
お申込みはこちら→ できる社長のホームページ入門
□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■
(前半より続く・・・)
メール本文のポイント
さて、次はいよいよメールの本文を作ることになります。
電子メールの文書を作るときの最大のポイントは、「パーソナル」なメー
ルにすることです。
郵送の手紙でも、企業が送りつけてきた「DM」と、知り合いが送って
きた「手紙」だと、受け取った時の嬉しさが全然違いますよね。DMだ
と封を開ける気がしませんが、手紙だとワクワクしながら読みますよね。
電子メールも同じなんです。差出人が「顔の見えない」企業だと、なか
なか読んでもらえません。でも同じ企業が発信するメールでも、個人が
出すようなメールであれば、受け手も喜んで読んでくれるのです。
具体的に「パーソナル」な電子メールを作るためには、下記2点がポイ
ントになります。
・個人名でメールをだす。できれば、社長さんの本名を使用。ある
いは、本名の代わりにニックネームを使うことも可。
・友人に出すようなトーンで、文書を作る。堅すぎる文書、ビジネ
ス的な文書は、喜ばれない。
細かいテクニックは色々ありますが、要は「もらって嬉しい電子メール」
を作ることがポイントです。
気持ちとしては、お客さんと「文通」するような気持ちで、相手に喜ば
れる電子メールを、「個人」として出しましょう。
電子メールの活用について
インターネットで成功しているサイトは、例外なく電子メールを上手に
活用しています。ホームページ単体では、お客さんへの販促はかなり難
しいのですが、電子メールと組み合わせることにより、色々な可能性が
出てくるのです。従って、企業として電子メールをうまく使いこなせる
かどうかが、今後のポイントになっていきます。
そしてそのために必要なのは、「どんな電子メールが喜ばれるか」を研
究することです。「まぐまぐ」等のメールマガジンや、「楽天」の人気
ショップのメールマガジンを、いくつか購読して、電子メールの研究を
されることをお勧めします。
□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■
ライバルより先に、こうした隠れたノウハウを知りたい、というあな
たには・・・・
↓ ↓
□■ あきばれネット月刊情報誌 ■□
『IT活用力向上ニュースレター』
の購読をお勧めします。
「経営者の言葉」で、インターネット活用の勘所をあなただけにこっそ
りお伝えします。「あきばれネット」が実践している豊富なhp事例が満載
の、特別月刊情報誌です。
興味ある人は、今すぐ下記をクリック
↓ ↓ ↓
IT活用力向上ニュースレター購読お申し込み
□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■
今週のおさらい
・電子メールの販促を行う際には、事前に「メールのシナリオ」を
考えましょう。
・具体的には、下記の項目を検討しましょう。
1)対象者 :誰にそのメールを出すか
2)回数 :何回メールを出すか
3)訴求ポイント :それぞれのメールで何を訴えるか?
4)送信タイミング :メールをいつ出すか
・電子メールを作るときのポイントは、「パーソナルな文章」にす
ることです。
・そのためには、「個人名でメールをだす」ことと、「友人に出す
ようなトーンで文書を作る」ことが大切です。