拡大を続けるスマートフォン人口
9月には、NTTドコモがiPhone(アイフォン)の販売に参入して話題
になるなど、今年も、スマートフォンの普及率は右肩上がりでした。
総務省の調査によると、2012年末時点でのスマートフォンの保有率
は、全体の約5割に達しています(平成24年通信利用動向調査)。
年代別では、男女ともに20代の利用者数がもっとも多く、じつにその
7割が利用しているほか、10代、30代でも半数を超える人がスマー
トフォンを利用しています。
全体の半数の世帯で、今やパソコンと同じようにスマホでネットを利用
している、というわけですが、この結果はちょうど1年前のものですか
ら、現在はさらに増えているでしょう。
このことは、アクセス解析の数値にも如実に現れてきています。
実際に、ある会員さまのホームページでは、全アクセス者のうち47.3%
がスマートフォンまたはタブレット端末からのアクセスでした。
ホームページのアクセスも、パソコン経由と同じくらい、場合によって
はスマホ経由の方が多いような状況となっています。
スマホサイトがあれば、約5割のアクセス者にも的確にサービスの魅力
を伝えることができるようになるわけですから、企業にとってスマホサ
イトの作成はもはや必須といえるでしょう。
なぜスマホサイトが必要なのか?
従来型の携帯電話(いわゆる「フィーチャーフォン」とか「ガラケー」
などと呼ばれるもの)でもインターネットは使えましたし、ホームペー
ジも見られました。
しかし「画面が小さい」「ボタンやキーでしか操作できない」といった
制約があり、基本的にパソコンサイトは表示できませんでした。
そのために「携帯サイト」という携帯電話専用のホームページを作成す
る必要があったわけです。
しかし、すでにスマートフォンをお使いの方はよくご存知かと思います
が、スマホでは、パソコンサイトがそのまま表示できます。
それなのになぜ「スマホサイト」が必要になるのでしょうか。
その理由にはいくつかあるのですが、そのうちの一つが、
・スマホ特有の画面操作方法
です。
スマホは、画面サイズも大きく携帯電話のような物理的な番号ボタンも
ありませんが、画面全体がタッチパネルになっています。
そのため、
・画面に触れることでほとんどの操作をする
というのが、パソコンと大きく異なる点です。
たとえば、こんなスマホ特有の画面操作方法があります。
▼タップ
スマホの画面を1回タッチすること。
パソコンのマウスで、左ボタンを1回クリックするのと同じ。
▼ダブルタップ
スマホの画面を続けて2回タッチすること。
パソコンのマウスで、左ボタンを2回クリックするのと同じ。
▼ピンチイン・ピンチアウト
親指と人差し指をスマホの画面に載せ、その2本の指を近づけた
り離したりすること。画面の縮小・拡大に使います。
▼スライド
スマホ画面の上で、指を上下左右に滑らせること。ホームページ
のスクロールや、ページ移動などができます。
こうしたスマホ特有の操作方法は、パソコンサイトとは異なるデザイン
の「スマホサイト」を必要とする一つの要因となってきます。
その他にも、スマホサイトが必要になる理由がいくつかあるのですが、
それについてはまた次号でお話ししましょう。\(^^)√
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