今回から2回に渡り、ホームページを作成する理由について、お伝えしていこうと思います。
これだけインターネット集客が一般化してきた世の中ですが、ポータルサイトやSNSだけを利用し、自社のホームページを持たない方もまだまだたくさんいらっしゃいます。
そうした場合、ホームページを作る必要性ってあるの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、ポータルサイトやブログだけで、インターネット集客は十分なのでしょうか?
ここでは、エステサロンのホームページ制作を一例として、ホームページを作ったほうがよい理由や、ホームページを作るにあたって意識しておきたいことをお話ししていきます。
なんのためにホームページをわざわざ作るの?
ここでいうホームページとは、自店独自のサイトのことです。無料ブログやFacebookページもあるのに、どうしてお金をかけてホームページを作る必要があるのかについて、まず考えたいと思います。
キャンペーンの告知、お店の場所や電話番号などを伝えたいだけなら、ブログやFacebookページ、ポータルサイトだけでも可能です。
では、サービス内容やメニュー表、価格を見やすくするため?
答えはノー。
それももちろん伝えることは大事ですが、わざわざ自店のホームページを作ったほうがいい理由は他のところにあります。
サロンにくるお客さんの気持ち
では、エステサロンに来る前の人がどんな気持ちでインターネットの情報を見るかを想像してみましょう。
ひとくちにエステといってもいろいろな業態があり、
- サービス内容や技術
- 施術の効果
- 職場や自宅からの距離
- 価格
など、知りたい情報や気になるポイントはさまざまですが、意識しておきたいのは、
- お店でどんな時間を過ごせるか
が、お客さんの心を動かす大きな要素になっているという点です。
これはエステサロンやリラクゼーションサロンならではのポイントです。
サロンは、日常とは別の癒しの空間。
お客さんはサービス内容を買うというより「お店で過ごす時間や体験」を丸ごと購入しています。
エステサロンを探してインターネットで情報を見ているお客さんは技術や価格もさることながら「このサロンで特別な時間を過ごせそうか」という疑問を持っているのです。
ホームページで伝えるべきは「世界観・コンセプト」
「このサロンで特別な時間を過ごせそうか?」
お客さんのこの疑問を解消すれば、来店へのハードルはかなり下がるでしょう。
その疑問を解消するには、デザインを含めたホームページ全体を通してサロンの「世界観・コンセプト」を伝える必要があります。
そういった意味でホームページの「見た目」は重要。世界観・コンセプトの伝わるデザイン、写真、キャッチコピー、文章を用意して、お客さんの「このサロンで特別な時間を過ごせそうか」という疑問を解決するのです。
それは、決められたフォーマットに情報を入れる個人ブログやFacebookページ、ポータルサイトではできません。
わざわざ自店のホームページを作る理由は、「サイト全体を通してサロンの世界観・コンセプトを伝えるため」なのです。
次回は引き続き、キーワードである「世界観・コンセプト」について掘り下げたいと思います。お楽しみに!
ちなみに、エステサロンホームページの作成ポイントを以下のページにまとめています。世界観・コンセプトを伝えることは、エステサロン以外も大切です。
ここではエステサロンを例にとってご説明していますが、他の業種の方もお使いになれるノウハウもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼愛サロンが育つ5つの秘密~コンテンツの作り方~
http://www.aisalo-hp.com/secret