反応率が高いホームページに共通しているのは、徹底的にユーザー目線
で作られていること。
今回はそのようなホームページを作るために大切なポイントである
お客さん目線になれるコツ
についてお話したいと思います。
作り手は提供者目線になりがち
自分でホームページを作る際に、多くの人がおちいりやすいことがあり
ます。
それは
提供者目線
のコンテンツになってしまうこと。
これは経験豊富な弊社のコンサルタントでも、注意しないとおちいりが
ちなところです。
会員さまのお話を伺っているうちに、思い入れが強くなり「あれもこれ
も伝えたい」とたくさんのことをアピールしたくなるようです。
結局アクセス者に伝わりにくい内容になってしまい、私からのダメ出し
を受け、ハッと気づくという具合・・・。
皆さんもコンテンツを作る際、気づくと“自分が言いたいことばかり”
書いてしまっていたということはありませんか?
このようなことにならないための、大切ポイントは
・お客さんの立場に立ち、
・お客さんの気持ちになりきる
ことです。
お客さんの気持ちになって、あらためてコンテンツを見直してみると、
さまざまな改善点が見えてきます。
お客さんの気持ちになるには?
では、「お客さんの気持ちになりきる」にはどうすればよいのでしょう
か?
それにはまず、
・ホームページにアクセスしてほしい人を
・具体的にイメージする
こと。
「具体的に」というのがポイントです。
たとえば整体院のサイトで、腰痛でお悩みの方をターゲットとしている
場合、「腰痛で悩んでいる人」では 具体的とはいえません。
具体的にイメージするというのは、
・年齢は50歳
・男性
・年収は600万
・腰痛持ちで10年以上苦しんでいる
・会社員で1日中デスクワークでパソコン作業をしている
・残業が多く、忙しい
・たまにマッサージに行く。その場ではラクになるが、またぶり返す
・腰痛を一時的ではなく根本的に治したい
・自分に合う整体院がないかずっと探している
といったところまで落とし込みます。
うまくイメージできない場合は、実際のお客さんを1人思い浮かべてみ
るとよいでしょう。
ここまで具体的に描くと、お客さんの気持ちになりきりやすくなるので
す。
実際に検索してみる
そして実際にお客さんになったつもりで、キーワードを入力して検索し
てみましょう。
お客さんは検索結果に出てきたホームページを順にいくつか見ていき、
あなたのホームページにたどりつきます。
あなたのホームページを訪れたとき、お客さんはどのように感じるでしょ
うか?
このようなことを行ってみると、これまでコンテンツを作成していた目
線とはまた違った目線から、ホームページを見ることができると思いま
す。
お客さんの気持ちになってサイトを見てみると・・・
そうしてお客さんの気持ちになってサイトを見てみると、最初に作った
ときは良いと思ったものでも、多くの改善点が見つかるはずです。
たとえば「こんな難しい表現では伝わらないな」とか「ここは何が言い
たいのかよくわからない」、「写真がないと伝わらないな」といったふ
うに気づき始めます。
会員さまのサイトを見ていて、気になる点の多くは
・専門用語が多い
→専門用語が多いと、理解できないお客さんはそれだけで読むのをやめ
てしまう。
・自慢っぽい表現
→反感を買われることが多く、印象が悪くなる。
・根拠がないアピール
→たとえば「私は業界ナンバー1です」とアピールしても、その
根拠が書かれていないと信頼されず、うさんくさい印象に。
・言いたいことが多すぎる
→強みや特徴などをたくさん書きすぎると、結局どれも印象に残ら
ず、伝わらないことに。
などといったもの。
これらは一部にすぎませんので、皆さんもご自身で、お客さんの気持ち
になって、あらたな目線でホームページをチェックしてみてください。
きっとこれまで見えてこなかった改善点が見えてくるはず。
また可能ならば、実際に
お客さんにホームページの印象を聞いてみる
とよいでしょう。自分では気付かなかった点を指摘してもらえるかもし
れません。(^o^)
お客さんのナマの声をもとに、改善していくと反応もグッとアップする
と思います。
ホームページは作っただけでは、反応はとれません。
大切なのは“トライアンドエラー”。
ホームページで反応アップを狙うなら、ぜひこの機会にお客さんの気持
ちになってチェックをしてみましょう。
そして改善できるところは、ドンドン改善していくことをおすすめしま
す。(^_^)/~