こんにちは。
【あきばれホームページ】の吉本です。
今週は、動画コンテンツの活用についてお話します。
ここでいう「動画コンテンツ」とは、ホームページやSNSなど、インターネットを通じて見ることができる動画のことを指します。
ここ数年で、インターネット上で動画を見ることが一般化してきたことは皆さん感じているのではないでしょうか。
パソコンでもスマホでも、あちらこちらで動画を見かけます。
企業が動画を制作して、ホームページ等で公開することも多くなっています。
動画コンテンツのメリット
動画には、
- 文章+写真では伝わりにくいことを、短時間で伝えられる
- 印象に残りやすい
というメリットがあります。
ホームページのコンテンツを作っていて、「これは説明するのが難しいな」「目の前で実演したら一発で良さがわかってもらえるのに」という悩みを持ったことはないでしょうか?
動画を使えば、そのような内容も上手く伝えることができます。
また視覚や聴覚に訴える動画は、文章を読むよりも頭に入りやすいため、印象に残りやすいのです。
また、今のところ
- 競合他社が取り組んでおらず、話題になりやすい
というメリットもあります。
動画コンテンツというと、
「確かに、動画はよく見かけるようになったけど、それは大手がやることでしょう?うちにはそんな予算もないし、リソースもないよ。」
という経営者さんが多く、まだまだ「動画は敷居が高い」という認識が普通です。
ところが実は、動画コンテンツを「提供する側」となることも、ハードルが下がってきており、上手く活用している中小企業も出てきているのです。
どんな動画を用意する?
そもそも、動画コンテンツをホームページで公開するのは何のためでしょうか。
中小企業や個人事業主のみなさんの場合、「ホームページでお客さんを増やすため」ですよね。
大手の場合、イメージアップやブランディングに動画コンテンツを利用することがありますが、予算の限られた中小企業では、「集客」や「販促」に直結する動画を提供することが成果を出すポイントです。
では、「集客」や「販促」につながる動画とはどんな動画でしょう?
お客さんを増やして反応をとるためには、ホームページ上で、
- お客さんが知りたい情報
- お客さんにメリットがある情報
を提供しましょう、というお話はこれまで幾度となくしてきました。
それは文章でも動画でも同じことです。
「お客さんが知りたいこと」「喜ばれること」で、「文章よりも動画のほうが上手く伝わること」を動画コンテンツにしましょう。
内容によっては文章+写真のほうが伝わることだってあります。その場合は無理に動画にする必要などないのです。
また、動画は「再生されなければそれで終わり」というデメリットもあります。
本当に肝心なことは文章にして掲載しておくことも忘れないようにしましょう。
動画を自社で制作する
さて、このように「お客さんが知りたいこと」「喜ばれること」で、「文章よりも動画のほうが上手く伝わること」を動画コンテンツにする場合、大掛かりなシナリオや過度な演出は多くの場合、不要です。
ホームビデオを固定して撮影すれば、充分なケースがほとんどです。
さらに最近では、無料の動画編集ソフトなども充実しており、簡単な編集なら自前のパソコンで出来てしまうことも多いのです。
できあがった動画は、YouTubeを使って無料でインターネット上で公開することができます。
皆さん、動画は予算がかかるから・・・と思っているわけですが、社内で制作すれば、さほどの予算はかからないのです。
制作会社に丸投げして、シナリオを作ってもらったり、撮影や編集をお願いしたりすれば、それなりの予算がかかります。
ですが、成功するかわからない動画コンテンツにお金をかけることはお薦めできません。
動画も、文章のコンテンツと同じく「試行錯誤」が重要で、お客さんの心に響く動画コンテンツができあがるまでには、いくつものパターンを作ることになるかもしれないのです。丸投げしていては、いくらお金があっても足りません。
自社で制作してみて、「どうしてもここは」という部分は、プロの手を借りてブラッシュアップしてもよいでしょう。
何にしても、重要なのは「中身」なのです。
どんな動画があれば集客につながるか、アイデアを出してみましょう。そして、自社で深く関わるからこそ、本当にお客さんに伝わるコンテンツができあがることを、忘れずにおきましょう。
最近の若い人は、動画が非常に身近にあります。YouTubeやInstagram、Vineなど、動画を撮影してアップするネットサービスを使いこなしているからでしょう。
動画コンテンツのネタを思いついたら、周囲の若手に「動画を作りたいんだけど」と相談してみるのはどうでしょうか。
思ったより気軽に引き受けてくれるかもしれませんよ\(^^)√