今週は、あきばれネットでホームページ依頼をいただいた会員さんの
お便りをご紹介します。
会員さんからのお便り
今回、ホームページを制作していく過程において、当施設の内容や
自分たちのするべき仕事や問題点などが、再認識できました。
当初、吉本様と「ホームページ制作計画書」のついてお話をお聞きした時点
では、まだ私共ではホームページは単なる広告という認識が強かったのです
が、今回制作にあたり、ホームページは単なる広告だけでなく、商品やサー
ビスをお客様に提供していく道具としての特性が強いことを認識し
ました。
その上で、単に漠然と宿泊施設としてのサービスを提供するのでは
なく、インターネットを通じて、当社の提供できる特化したサービ
スを、本当に求めて下さるお客様に提供できるツールであることを
認識することができました。
今回は時間的な問題等もあり、当施設の紹介というホームページの内容にと
どまりましたが、今後は自分達で修正していけるという、あきばれ
ネット様独自のホームページであるという点を生かして、情報提供できるH
Pに育てていくことが重要であると考えております。
最後に、膨大なページ数にもかかわらず、根気良くリード及びアド
バイスして下さった担当カウンセラー様に、心よりお礼申しあげま
す。
(有限会社 高原の宿 ロマンツェ 総支配人 小川 博行様)
http://www.romanze.jp/
小川さん、まずは、ホームページの完成おめでとうございます!
高原の宿 ロマンツェさんは、岡山県・佐伯ファミリーパーク内にある、
団体向け宿泊施設です。
ホームページでは、スポーツ合宿・音楽合宿プランで利用される団体様
を対象に、充実したスポーツ施設やログハウスの情報を詳しく掲載して
います。
合宿などを企画されている方は、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
自社の強みはなにか?
さて、小川さんにはアンケートに、
単に漠然と宿泊施設としてのサービスを提供するのではなく、イン
ターネットを通じて、当社の提供できる特化したサービスを、本当
に求めて下さるお客様に提供できるツールであることを認識するこ
とができました。
と書いていただきました。これは、ホームページ制作の際には、非常に
重要なポイントです。
ホームページの全体の構成やメニュー案を考える時、どうしても「ただ
サービスや商品を並べたホームページ」になってしまいがちです。
実際に公開されているいろいろなホームページをみても、その会社が提
供しているサービスや商品・機能等を一覧にして並べ、説明しただけの
ものがほとんどです。
それでは、他社との差別化ができません。
特に、ホームページ上でのライバルが多い業種では、「どこも同じだか
ら安いところに決めよう」という価格勝負になってしまうこともありま
す。
そこで、ホームページでのメニュー構成を考える前に、まずは、
・自社のサービスや商品の強みは何か?
・他社と比べて優れているところはどこか?
を、徹底的に洗い出してみましょう。
高原の宿 ロマンツェさんの場合、「強み」は、「充実したスポーツ施
設を提供できること」でした。
ターゲットを決めて特長を打ち出す
「自社の強みは何か」が見えてくると、ホームページで集客したい「ター
ゲット」が自ずと見えてきます。
ロマンツェさんの場合は、「充実したスポーツ施設」が強みでした。
そこで、第一のターゲットを「スポーツの合宿をする場所を探している
人」に定め、「合宿プラン」と「スポーツ施設の紹介」を中心に据えた
ホームページ構成にされたのです。
「自社の得意分野」は、「お客様にも一番喜ばれるサービス」です。
小川さんのおっしゃる通り、得意分野を洗い出してターゲットを絞った
ホームページは、「一番喜んでくれるお客様を集められる」ホームペー
ジだと言えるでしょう。
合宿シーズンには、ホームページから合宿場所を探して、ロマンツェさ
んを選んだお客様が、「ホームページのとおり、よいところだった。選
んでよかった。」と喜んでくださるに違いありません。
また、そのことが、他社との差別化につながるはずです。
みなさんもぜひ、ホームページの構成を決められる前に「自社の強み」
について、あらためて検討してみてくださいね。
なお、ロマンツェさんのホームページは、「スタッフ紹介」のページも、
とてもよくできています。
飲食店やホテルなどのサービス業では、この「スタッフ紹介」のページ
も非常に大切です。
「スタッフ紹介」ページの重要性については、また機会をあらためて解
説したいと思います。どうぞお楽しみに!