前々号で、「ホームページにはやっぱり顔写真を載せたほうよいでしょ
うか?」というご相談に回答しました。
その後、同じ会員さんからもう一つご相談をいただきましたので、もう
一度お答えしてみようと思います。
◆会員さまからのご相談
先日は、ホームページに掲載する顔写真についてお答えいただき、
ありがとうございました。
さっそく当院のホームページでも実践していますが、こういうアド
バイスをすぐに自分で実践できるのが、【あきばれホームページ】
のいいところだな~と実感しているところです。
そこで、もう一つお伺いしたいのですが、今度は、私のプロフィー
ルについてです。
こちらも、載せたほうがよい、できるだけ詳しく、というアドバイ
スを聞いていますが、具体的なイメージがわきません。
今までいろいろやってきたのですが、あんまり書きすぎると自慢話
のようにならないかという心配もあります。
あつかましいようですが、ご相談です。
もちろん、今度はメルマガでお答えいただかなくて結構です。
お時間のあるときにこっそりメールをくだされば……(笑)
(新潟県 歯科医院 K.M.さま)
K.M.さん、お便りありがとうございます。
こっそりメールで、とのことでしたが、同じ疑問をお持ちの方も多いの
で、大々的に取り上げさせていただきました。(^^ゞ
たしかに自分で自分のプロフィールを書く、というのは、なかなか難し
いですよね。
顔写真のときと同様、気恥ずかしさもあるとは思いますが、K.M.さん
がおっしゃるとおり、
今までいろいろやってきたのですが、あんまり書きすぎると自慢話
のようにならないか
というご心配もよくわかります。
そこで、今回は「信頼感を獲得するための」プロフィールの書き方のポ
イントについてお話ししましょう。
◆プロフィール掲載は「必須」
まず、院長先生のプロフィール掲載は「必須」とお考えください。
ホームページで信頼感を獲得するために必ず作成しましょう。
歯科医院の場合、患者さんが一番気にするのは、「どんな人が治療する
か」です。
「先生はどんな人なんだろう?」
「どんな経験を積んできた人なんだろう?」
といった具合に、患者さんは先生のことを知りたがっています。
実際、この「プロフィールページ」は、アクセス者の多くが見るページ
であることがわかっています。
とくに、初めて御社のホームページを訪れた人の多くは、まずこのペー
ジヘやってきます。
そのため、ここでしっかり情報提供ができれば、信頼感獲得に大きく貢
献できるのです。
もちろんこれは歯科医院だけでなく、どんな業種でも同じことがいえま
す。
社長さんや所長さんといった、「責任者」や「代表者」のプロフィール
を掲載しておきましょう。
なお、できれば「顔写真」とセットで掲載するとさらに効果がアップし
ます。
◆具体的に何を書けばよいか
では、具体的に何をかいたらよいか、ということですが、
・略歴
・専門資格
・実績
・役職
・研修会やセミナーへの参加
といったような、「客観的な事実」を書くのがおすすめです。
こうしたもの載せておくと、ホームページのアクセス者は、「この先生
は腕が良さそうだ」「この会社は信用できそうだ」と思ってくれます。
ところが、ただ略歴や資格、実績などを羅列するだけでは、無味乾燥で
冷たい印象になりかねません。
でもそうなってしまっては逆効果ですよね。
そこでおすすめの方法は、「お客さまへのメッセージ」を載せること。
なお、以下のページは私のプロフィールを書いたページです。
▼吉本のプロフィールページ
http://www.akibare-hp.jp/company/daihyo/?9ml
私の起業の経緯や、仕事に対する想いなどを、かなりたくさん書いてい
ます。
これをお読みいただいたお客さまからは、「自分も同じような経験をし
ているので大変共感できました」というお言葉をよくいただきます。
中には「このコンテンツを読んでサービスを申し込みました」とおっしゃ
る方も。
このことからも、プロフィールの重要性がおわかりいただけるのではな
いでしょうか。
もちろん、大切なのは文書の長さではなく、
・客観的な事実を伝えること
・自分の言葉で想いを伝えること
です。
これらのバランスが上手にとれていれば、たんなる自慢話と思われるこ
とはありません。
ぜひ、このことを忘れずに、社長さんや先生のプロフィールを作成して
みてくださいね。\(^^)√