今回は前回に引き続き、「成功する求人ページの作り方」をご紹介していきます。
求人サイトに掲載したい項目チェックリスト
前回は、以下のチェックリストの中から、1~3の詳細を解説しました。
【求人サイトに掲載したい項目チェックリスト】
- 企業理念/ビジョン
- 代表者からのメッセージ
- 社員インタビュー
- 求める人物像
- 仕事の内容
- 研修/人材育成制度/キャリアパス
- 応募要項
- 応募方法
- 採用までの流れ
- 会社概要
- 事業内容
- 企業文化/働く環境/福利厚生
- よくある質問
今回は、4~6を詳しく解説していきます。
4.求める人物像
企業の求める人物像を明記しておくことは、前回解説した「企業理念やビジョン」と同じく、自社に合った人材を採用するために重要なポイントです。
求める人物像には、
- 企業理念やビジョンと整合性が取れていること
- 会社の都合だけに偏りすぎないこと
に気をつけながら、リアリティのある人物像を書くようにしましょう。
5.仕事の内容
仕事の内容は、募集する職種に応じてなるべく詳しく、具体的に記載します。
例えば、カスタマーサポート職の募集をかけるとしましょう。このとき「仕事内容:自社サービスの案内業務」の一言では、具体的にどのような仕事をするのか想像できません。
そうなると、求職者は「自分のレベルや希望にあった仕事か」を判断できず、応募をためらってしまいます。
仕事内容には、実際にその職務についている人に仕事内容を聞き取り、求職者が応募しやすいと思われる項目を記載しましょう。
たとえば、カスタマーサポート職であれば、最低限、以下の内容は必要でしょう。
- 自社サービスとはどのようなものか
- 対応するツールは何か(電話、メールなど)
- 対応する客層(購入前、購入後など)
- 対応する内容は何か(操作方法、購入前の質問など)
また、「社員の一日」のようなコンテンツを作ると、仕事の内容がより具体的にイメージしやすくなり、他の求人サイトと差別化にもなります。
6.研修/人材育成制度/キャリアパス
前項の「仕事の内容」に加えて、研修や人材育成制度、将来的なキャリアパスが明記されていると、求職者はより安心して、さらに期待を持って応募できます。
もし将来的な業務やポジションなどがある程度決まっているなら、入社段階の仕事内容に加えて、キャリアアップ後の姿を一緒に書いておきましょう。将来像をイメージしやすくなるので、求職者の応募意欲が高まります。
また「未経験歓迎」や「初心者OK」のような求人では、研修があることやその内容を明記すると説得力が増します。
「うちの研修はOJTのみ」という場合でも、最初は先輩が一緒についてくれるなど、入社後の慣れないときにどのようなフォローがあるかを書いておきましょう。
研修・人材育成制度・キャリアパスは、求職者にとって興味のある部分なので、できるだけ具体的に詳しく書くのが大切です。
それでは本日は以上です。次回も、今回に引き続き、求人サイトに掲載したい項目7~13の詳細を解説していきます。お楽しみに。