今週は、「初めてホームページをつくる人に知っておいて欲しいポイント」について、失敗例から学んでみたいと思います。
失敗パターン・ベスト3
これから初めてホームページに取り組もうという方にこそ、知っておいていただきたいのが、すでにホームページを作った人の失敗事例です。
「ホームページを作っても、全然役に立たない!」と相談される方のほとんどは、下記のいずれか(あるいは全部)に当てはまります。
- ホームページのことを学ばない
- 最初から多額の費用をかける
- ホームページを作ったまま放置している
どきっとした方も多いかもしれませんね。それぞれもう少し具体的にみていきましょう。
ホームページのことを学ばない
ホームページのことを学ばず、よくわからないからと制作業者の言いなりになってしまうと、たいていは失敗してしまいます。
パソコンやインターネットに苦手意識があり、「ホームページについて学ぶ」といっても、何から手をつけていいかわからない・・・
丸投げしてしまいたくなる気持ちはわかりますが、必要なのは、技術的な知識を学ぶことではありません。
大事なのは、ホームページを使った営業方法の概要を理解しておくことです。
「インターネットを利用しているお客さまにはどんな特徴があるのか」
「ホームページを使ってどんな風に営業すればよいのか」
といった、ビジネスの観点からホームページの活用方法を把握しておきましょう。
最初から多額の費用をかける
初めて作ったホームページがすぐに大成功するケースというのは、まれです。
なのに、制作会社の見積もりのまま多額の費用を払ってしまうケースは非常に多く、みなさん、「かなりお金をかけたのに、まったく役に立っていない」と嘆かれます。
うまくいくか分からないのですから、最初は少ない費用でホームページを作って、いろいろ試したほうが失敗のリスクは下がります。
成功するやり方をつかんでから、必要に応じて、お金をかけても遅くはないのです。
業者のいうままに支払ってしまわないよう、ホームページの費用の内訳や相場、低コストで作成する手段なども、情報として把握しておくといいですね。
ホームページを作ったまま放置している
先ほども書いたとおり、初めて作ったホームページがいきなり大成功して、放ったらかしでも売上があがるようなことは滅多にありません。
ところが、さまざまな理由で、作ったときの状態でホームページを放置しているケースが非常に多いのです。
ホームページを「インターネット上にある支店」だと考えてみてください。
店舗の売上があがらなければ、商品の陳列を変えたり、ポップを作ったり、接客のトークを変えたりといった試行錯誤をするのではないでしょうか?
同じようにホームページも、キャッチコピーを変更してみたり、新しいページを追加したり、文章を書き換えたりと試行錯誤をしていかなければ、成功させることは難しいのです。
ホームページは、「いったん作ったら終わり」ではありません。
初めてホームページを作る方は、「作った後」のことまでしっかりと考えておきましょう。
3つの失敗パターン、ご理解いただけたでしょうか?
失敗例とは逆に、「ホームページのことを学んで」「最初は低コストで」「作ったら放置せずに試行錯誤して成功パターンを見つける」ということを行えば、ホームページは、かなりの確率で成功させることができるのです。
これからホームページを作られる方にはぜひ、この3つのポイントを忘れずに取り組んでいただきたいと思います。
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専門用語を使わずに、経営者の言葉で、ホームページを使った営業方法や、ホームページの費用、完成後の更新についてもお話ししていますので、ぜひご一読ください!