今回は、【あきばれホームページ】のコンセプトでもある、ホームページは「小さく始める」ことの重要性について、あらためて解説します。
ホームページが、なかなか完成しない・・・その理由は?
何か月も前から新しいホームページの企画を検討している、あるいはリニューアルを考えているけれども、なかなか進まない、という話をよく聞きます。
そういう方に完成しない理由を聞いてみると、次のような状況であることが多いです。
- 最初から多くのページを企画してしまい、なかなかコンテンツがそろわない
- 独自の立派な機能をつけたいので、開発に時間がかかる
- デザインにこだわりすぎて、なかなか決まらない
企画を始めてからすでに1年以上・・・というケースも多くあります。
このような状況に陥ってしまうのは、ネット活用においてとても重要な「スモールスタート」の考え方を理解していないからです。
小さく始める「スモールスタート」のメリット
スモールスタートを実践している場合、
- 必要最小限のページでも、とにかくオープンする
- 機能は最小限
- デザインは段階を追ってブラッシュアップ
というように、まずはホームページを素早く公開することを目指します。
そのうえで、「走らせながら整える」「まずやってみて育てていく」ようにします。
このスモールスタートのメリットは、
- 機会を逃さない
- コストを抑えられる
- お客様とのずれを最小限にできる
という点にあります。
次から、この3つのメリットを少し詳しく解説していきましょう。
メリット1:機会を逃さない
手を広げすぎていつまでも始められないと、重要なタイミングや機会を逃してしまう恐れがあります。
小さくても素早く始めることで機会損失を防ぐことができます。
メリット2:コストを抑えられる
スタートしてみたら、実はあまり必要ではない機能やデザインにコスト
を費やしていた、ということも多いものです。
スモールスタートでは、そういった無駄を減らすことができます。
メリット3:お客様とのずれを最小限にできる
「始めてみないとわからない重要な観点」「始めてみたらわかるお客様のニーズ」は必ずあります。
スモールスタートでは、それらを吸収しながらページを増やしたり改修したりできるため、最適解に近づきやすくなります。
事業全体もスモールスタートが主流となってきている
このようなスモールスタートの考え方は、これまでリアルの世界で事業を行ってきた方ほど、受け入れにくいことが多いようです。
リアルの店舗では、一度お店作りや製品作りをしてしまうと気軽にハード面を変えられない場合も多いことから、「しっかり企画・しっかり設計」という考え方が根付いています。
ところが、ネットの世界にあるホームページという仮想店舗は、リアル店舗に比べれば、あとから増やしたり修正したりすることが容易です。
事業とネットが強くつながりを持っている現在では、事業のあり方自体も「小さく始める」「まずはやってみる」という発想が浸透してきています。
ホームページの制作だけでなく、全てにおいて、スモールスタートを理解して実践できるかどうかが、今後の成否のカギを握っていると言えるでしょう。
【あきばれホームページ】では、10年以上も前から「小さく始めて大きく育てる」という考え方を推奨してきました。
そのため、「自分でページを増やせる」「いつでも好きなときに改修できる」といったスモールスタートにぴったりのシステムになっています。
少ないページ数でも、最小限の機能でも、まずはホームページを公開し、お客様の反応を確認しながら、最適な方向へ育てていく。
それがネット活用に一番大切な姿勢であることを、ぜひ、ご理解いただければと思います。
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