前回に引き続き、清水国明さんプロデュースの無人島キャンプ場「ありが島」の企業・団体向けホームページ事例をご紹介します。
▼無人島キャンプ場「ありが島」
http://www.arigatou-survival.com/
▼清水国明さま(ご挨拶・プロフィール)
http://www.arigatou-survival.com/message
前回の記事はこちら
▼アウトドアの達人 清水国明さんの事例(その1)
https://www.akibare-hp.jp/ml/site-properly-1/
今回は、ありが島の企業・団体向けサイトで成果を上げるためにどのような工夫をされたかをお話ししていきましょう。
ホームページの目的を「電話問い合わせ」に設定
ありが島リゾートさまは、企業・学校・各種団体向けに以下のようなサービスを提供しています。
<企業・学校・各種団体向け>
- 自給自足のサバイバルを通じた企業研修
- 「島まるごと貸し切り」の各種イベント開催
- 社員研修旅行、団体旅行
この企業・団体向けサイトでは、ホームページの目的を「電話問い合わせ」に設定しました。
それというのも、企業・学校・各種団体などが研修や貸切イベントを検討する場合、ネットの情報だけで判断して、いきなり予約することは通常あまりないからです。
ネットで情報収集
↓
詳細を電話やWEBフォームから問い合わせ(または資料請求)
↓
社内で検討して絞込み
↓
打ち合わせや見積もり
↓
契約
このような流れとなることが多いのではないでしょうか。
ありが島の企業・団体向けサービスは、要望に合わせて個別のプランを実施できることが強みです。また、無人島でのアウトドア体験という、あまり一般的でないサービスでもあります。
電話問い合わせをしてもらえれば、その企業や団体のニーズにあったプランを提案することができますし、ホームページでは伝わりにくい魅力を伝えたり、個別の疑問を解消したりすることもできます。
電話で対応することでホームページ上の情報に加えて満足度を高めることができ、最終的な契約につなげやすくなるのです。
このように、提案力に強みのある企業やあまり一般的でないサービスでは特に、電話問い合わせへの誘導が適しています。
なお、「ありが島」の個人向けサイトでは、個人のお客さまの利便性を考え、ネット予約を目的に設定しています。
ユーザーがどのような行動を経て最終的な契約や購入にたどり着くのかをよく検討し、ターゲットに合わせて最適な目的の設定を行うことが、ホームページでの成果をあげるポイントのひとつです。
電話問い合わせに誘導するために工夫したポイント
それでは、電話問い合わせに誘導するためにホームページ内でどのような点を工夫がされているのでしょうか。
電話問い合わせの露出を増やす
情報収集の段階や社内での検討中でも、気軽に電話問い合わせしてもらえるように、問合せ相談を受け付けている旨をホームページのいろいろな場所に記載しています。
また「日程や予算、目的によって個別に提案できます」ということを明記しています。
ありが島のホームページをご覧いただくと、全ページのヘッダー、サイド、メインエリア最下部、フッターなど、多くの箇所に電話番号を記載しているのがわかるかと思います。
このように、電話問い合わせを受け付けていることを、ユーザーがどんなタイミングでも認知できるようにし、思い立ったときにすぐ電話できるようにしておくことがポイントです。
問い合わせのハードルを下げる
とはいえ、まだ検討の浅い段階で電話問い合わせをするのは、ハードルが高いものです。なぜなら、「どんな人がでるかわからなくて不安」「電話したら断れなくなるのでは」といった心理が働くためです。
そこで、ありが島サイトでは、「笑顔の写真」「気軽に相談してほしいこと」「受付時間」「フォームでも受付可能であること」をセットで、各ページのコンテンツの下に[お問い合わせはこちら]として掲載しています。
また、お問い合せページ内には「よくある問合せ・ご相談」の例を記載しています。
▼お問い合わせページ
http://www.arigatou-survival.com/form
問い合わせる内容の「ヒント」を記載しておくことで、何をどう相談していいかまとまっていない段階の方や「こんな質問していいのかな」と不安に感じている方でも問い合わせしやすくなる効果があるので、試してみてください。
以上、2回に渡って、清水国明さんプロデュースありが島サイトの事例をご紹介しました。
「ヤギ捕獲研修」をはじめとして、他ではできない野外研修やイベントができる「ありが島」。
▼ヤギ捕獲研修
http://www.arigatou-survival.com/voice/yagi
もしご興味をお持ちの企業さまがいらっしゃいましたら、電話で問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
なお、問い合わせを増やすポイントは、下記のページでも画像を加えてわかりやすく解説しています。合わせてご覧になってみてくださいね。
▼お客さまを増やせるHP
https://www.akibare-hp.jp/service/hpmake/