SEO対策ではキーワードの設定が非常に重要です。なぜなら、選んだキーワードがユーザーのニーズに合っていなければ、集客することができず、目的を達成することが困難だからです。
自己流で手探りでキーワードを設定しても、思うような成果を得るのは容易ではありません。そこで今回は、キーワードを設定するコツについて解説します。
ぜひ最後までお読み頂いて効率よくお客さんを自社のホームページに集めましょう。
SEO対策キーワードは欲張らないこと
検索キーワードの設定では、つい欲張ってしまい多くのキーワードを詰め込んでしまいがちです。ひとつのページにあれもこれもと大量のキーワードを入れて検索上位を狙ってもGoogleの評価は向上しません。
キーワード選びでは、基本的には1ページにつき1つのキーワードを設定して、その記事のテーマがブレないようしましょう。
まずはメインキーワードを決める
まずはそのページで、メインで狙うキーワードを決めます。ユーザーをサイトに集めるためには、自社のホームページのテーマに合わせてキーワードを選びましょう。
治療院のサイトであれば「肩こり」「腰痛」「ストレッチ」などが、わかりやすいメインキーワードとして挙げられます。
このメインキーワードをもとにキーワードを拡張していきます。メインキーワードには、検索ボリュームの大きいワードを設定することが一般的です。
キーワードの検索ボリュームの確認方法
検索ボリュームは、少な過ぎるとユーザーの流入が期待できませんが、大き過ぎても競合が多いために上位表示が困難になります。
競合性の高いビッグワード(月間検索5万以上)は、単体ワードである場合が多いですが、2種類以上のワードを掛け合わせて、狙いやすいキーワードに拡張することができます。
検索ボリュームの測定ツールとしては、「Google 広告キーワード プランナー 」が有名ですが、Google 広告を使用していないと詳細な数を見ることができません。そこで無料の検索数予測ツール「aramakijake.jp」を使うのも一つの手段です。(※表示されるのは予測の数値です。)
例えば、先ほどの「肩こり」の予想検索ボリュームを「aramakijake.jp」を使って調べると、88,000と表示されます。そこで「肩こり 解消」とワードを複数にすると32,400となります。
▼キーワード検索数チェックツール aramakijake.jp
http://aramakijake.jp/
検索キーワードを拡張するコツ
先の述べた通り、メインで狙うキーワードが決定したら、次はそのキーワードをもとにキーワードを拡張させます。
キーワードを拡張する方法は主に以下の3つです。
1)メインのキーワードに合わせて検索しそうな言葉を連想する
メインのキーワードに興味があるユーザーを想定し、それをもとにその人が「どんな知りたいこと」知りたいのかを洗い出していきましょう。
さらに「どんなワードで検索するのか」を考えて、キーワードに落とし込んでいきます。
2)実際に検索する
またGoogleの検索窓にメインキーワードを入力すると、候補キーワードが表示される「Googleサジェスト」機能も活用できます。
「Googleサジェスト」は、ユーザーの検索頻度や関連性に応じて表示されていると考えられています。そこにはユーザーの知りたいことが隠れています。
例えば「頭痛」と入力すると、そこには「吐き気」「原因」「ツボ」「頭痛薬」などが表示されます。これらからは、頭痛の原因を知り、それを治す方法を知りたいというユーザーに検索意図が浮かび上がってききます。
このようにメインキーワードをもとに複数キーワードに拡張して、検索
上位を狙いましょう。
まとめ
さて今回はSEO対策のキーワードを設定するコツについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 検索数の非常に多いビックワードは競合性が高く、検索結果の上位を獲得するのは容易ではありません。
検索ボリュームを見ながら、メインキーワードから複数キーワードに拡張して上位を狙いやすくするのもキーワード設定のコツのひとつです。
ぜひ参考にしてみてください。