さて今週は、「Googleの検索結果を決める要因」について解説します。
検索結果を決める重要な要因とは?
Googleの検索結果で上位表示されること、それがホームページにとって重要であることは多くの人が理解していると思います。
では、Googleはどのような基準で検索結果の順位を決めているのでしょうか?
実は、検索結果を決める要因は「何百もある」そうで、そのすべてが明かされているわけではありません。
そして何百とある要因は、すべてが同じ重み付けで評価されているわけではなく、その中でも最重要な要因は2つであると言われています。
要因1:良質なコンテンツ
1つ目は「良質なコンテンツ」です。
コンテンツとは、ホームページに掲載されている内容(文章や画像など)のことです。
Googleは「訪問者にとって有益なコンテンツを掲載しているホームページ」を評価します。
検索エンジンを使って何かを調べている人がいると想像してみましょう。
検索結果の上位に出てきたページがみんな、関係ないことが書かれていたり、内容が薄かったり、同じ文章ばかりだったらどうでしょうか?
その人にとってその検索エンジンは「役立たず」になってしまいます。
「ページの数が多ければいい」と言って、内容の薄いページを大量に作っているケースも見かけます。確かにたくさんページがありさえすれば評価された時期もありましたが、現時点ではそれは誤解です。
Googleの「ユーザーの役に立つ検索エンジンでありたい」という姿勢は徹底しています。訪問者にとって有益なコンテンツが掲載されたページを上位に出すべく、常に改良を重ねているのです。
小手先のテクニックよりも、
という視点で「価値の高い良質なコンテンツ」を作っていくことが大切です。
要因2:良質な被リンク
もう一つ、最重要とされているのが「良質な被リンク」です。
被リンクとは、ホームページに向けてはられたリンクのことです。クリックするとそのホームページが開きます。
被リンクも、コンテンツと同様「数さえ増やせばいい」とされている時期がありました。しかし、現時点で評価されるのは「良質な被リンク」
です。
では「良質な被リンク」とはなんでしょうか?
被リンクの評価基準についてはいろいろな情報が出ていますが、ひとつ確実に言えるのは
と考えられることです。
検索エンジンが「自然にリンクしてもらえるホームページは、誰かが紹介したいと思ってもらえる良いページだ」と判断することは当然な流れです。
被リンク自体がすでにGoogleにさほど評価されていないのでは?という意見もありますが、Googleはこれまでも被リンクを順位付けの要因として大切にしてきましたし、それは今後も変わらないのではないかと思います。
ただし、自作自演や作為的なリンクは、もうGoogleには見破られてしまうようになりました。不自然な被リンクは逆にペナルティとなる場合もあるので、過剰な対策には気をつけなければなりません。
どちらがより重要?
「良質なコンテンツ」と「良質な被リンク」は、どちらがより重要ということではなく、どちらも等しく重要と言われています。
ただ、ナチュラルリンクを数多くもらえるホームページはどんなホームページかというと「良質なコンテンツ」があるホームページでしょう。
実際に対策を行う順番で考えると、何をおいても
が一番にくると言えるのではないでしょうか?
コンテンツ作りは時間も労力も、ときにはお金もかかります。遠回りなようですが、その努力が上位表示への近道というのが現在の状況だということです。