本日は、前回に続き、ネットを使った人材採用についてお話しします。
弊社の人材採用
前回もお話ししたように、「エンジャパン」というサービスを使って、
マーケティングのスタッフを募集しています。
【WEBマーケティング・プランナー募集】
http://employment.en-japan.com/search/desc_job.cfm?WorkID=114084
私が利用している「Bプラン」という38万円のコースでは、募集に対
する応募が、
平均、10~15人
くらいだそうなのですが、我々の募集に対しては、今現在
58人
もの方に応募いただいています。(^^)V
前回のメールレターでは、「その理由を考えてみてくださいね」という
所で終わったのですが、果たして理由がお分かり頂けたでしょうか?
職種名がポイント
今回の反応がよかった理由は色々とあると思うのですが、最大の要因は
「職種名」が求職者の琴線に触れた
ことだと思います。
実際に下記の募集原稿を見てもらうと、
【WEBマーケティング・プランナー募集】
http://employment.en-japan.com/search/desc_job.cfm?WorkID=114084
私の写真の下に「募集職種」という欄があって、そこに
募集職種 WEBマーケティングプランナー
と書かれていますが、この「WEBマーケティングプランナー」が今回
の職種名です。
通常の商売でも「商品名」は重要です。
たとえば、レナウンが1981年に男性むけに発売した「フレッシュライフ」
という靴下があります。
この商品は発売当初ちっとも売れなかったそうですが、名前を「通勤快
足」に変更したところ、大ヒットしました。
この例のように、商品のネーミングは非常に大切な訳ですが、人材募集
も同じなのです。
商品の名前が「商品名」なら、仕事の名前が「職種名」ですから、求職
者が応募したくなるような「職種名」の方が反応がよくなります。
求職者の人は、仕事を判断する際に、まずは「職種名」で判断します。
求職サイトには、何百もの募集が溢れかえっているわけですから、その
中で求職者の注意を引くような「職種名」をつけましょう。
たとえば、営業マンをとりたい場合、
・飛び込み営業職
だと、あまり応募はないと思います。
この職種名をだと、「何か大変そうな仕事だ」と思われてしまいますか
らね。(^^)
そのかわり
・営業企画職
だと、何となく「知的」、あるいは「上級」の仕事の気がします。
内容は変わらなくても、ネーミングが与える「印象」が、後者の方がか
なり良いことがお分かり頂けると思います。
私の求人募集の反応が良かったのも、
WEBマーケティング・プランナー
という職種名(=仕事の名前)が、何となく魅力的に見えたのだと思い
ます。
という訳で、もし御社が求人募集する場合も、仕事の名前(職種名)を
工夫してみましょう。
これだけで、反応が2倍くらい違うと思いますよ。(^^)V