今回は、1月に一部機能がリニューアルされた「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」について解説します。
グーグルサーチコンソールは、あまり馴染みがない方も多いかもしれません。馴染みがないと難しそうに感じてしまいがちですが、使ってみると案外簡単なものです。
「難しそうで設定していない」「設定したけど使っていない」という方も、これを機会にぜひチャレンジしていただきたいと思います。
ホームページの状況を知るためにはとても便利なツールです(^^)。では早速いきましょう。
◆サーチコンソールの役割
サーチコンソールは、Googleが提供している無料のツールです。以前は「ウェブマスターツール」と呼ばれていました。
サーチコンソールを使うと、自分のホームページがGoogleにどのように認識されているかを確認できます。
サーチコンソールを設定しなくても、Googleの検索結果には掲載されますが、Googleの検索結果からの流入を増やしたいときには有効なツールです。
その他、サーチコンソールでどのようなことができるかは、以前、以下の記事でも解説しました。
▼ウェブマスターツールでできること
https://www.akibare-hp.jp/ml/webmaster-tools/
名称は、ウェブマスターツールからサーチコンソールに変わっていますが、機能の大枠は変わっていませんので、合わせて参考になさってください。
◆検索アナリティクスでキーワードを分析
サーチコンソールにはたくさんの機能がありますが、まず使ってみていただきたいのは「検索アナリティクス」の機能です。
検索アナリティクスを使うと、検索キーワードを詳しく分析することができます。
・どのようなキーワードの検索結果で表示されているか
・検索結果の中でどれくらいクリックされているか
・検索結果の何番目に表示されているか
狙ったキーワードできちんと表示されているか、クリックされているかを知ることで、コンテンツの追加や見直しを検討できます。
◆Googleアナリティクスを補完できる
検索キーワードならGoogleアナリティクスでも見られる、と考えた方もいらっしゃるかもしれませんね。
現在、Googleアナリティクスをはじめとしたアクセス解析ツールでは、どのようなキーワードでホームページに訪問しているのかを調べようとしても、大半が「(not provided)」と表示されるようになってしまいました。
これは検索エンジンがセキュリティを強化したために起こったことなので、今後、また解析できるようになる見込みはありません。
ところがサーチコンソールを使えば、どのページにどのキーワードで訪問されているかを調べることができます。
また、アクセス解析ツールで確認できる情報は、ホームページを訪れたものだけ。ホームページを訪れる前の、検索画面での行動を推測できることが、サーチコンソールにある検索アナリティクスのメリットです。
1月のリニューアルでは、検索アナリティクスの解析期間が90日間から16ヶ月まで伸び、画面も直感的になって見やすくなりました。
今まで使っていなかったという方も、この機会に一度、どんなものか見てみていただきたいと思います。
設定するにはGoogleアカウントの取得が必要です。作業はさほど難しくありません。
こちらから必要情報を入力するだけで登録できます。
▼Googleアカウントの作成
https://accounts.google.com/signup
インターネット上にもアカウント取得の方法が詳しく書かれている記事がありますので、そちらを参考にされても良いかも知れません。
なお、【あきばれホームページ】をご利用の方は、サポートページに設定手順を掲載しております。設定がまだという方は、ぜひご覧になって
みてくださいね(^^)。