コロナウイルスの影響を受けて、今後ますます重要になってくるのがホームページを使ったオンラインによる営業活動です。
外出や訪問を避けたい状況においても、HPに資料請求を促すページを設けておけば、しっかりと営業活動を展開することができます。
ただし、それにはいくつかのポイントを知っておく必要があります。
資料を用意するだけでは、なかなか請求してもらえません。
そこで今回はホームページで資料請求してもらう方法について、解説していきます。
なぜ資料請求してもらえないのか【原因と解決策】
資料請求してもらえない原因がはっきりしていなければ、改善するのも困難です。代表的な5つの原因と解決策をご紹介します。
原因1)訪問者が求めている資料ではない
売り手目線の一方的な営業資料は、読みたいと思われません。
解決策
資料請求のコピーに資料を手にすることで得られるベネフィットを含ませると効果的です。その資料を読むことでどんな体験を得られるのかユーザーに伝えましょう。
また、資料がPDFなどのデータであっても、書籍のように表紙をビジュアル化して見せたり、内容の見出しを紹介すれば、請求するかどうかの決め手になります。
原因2)フォームの入力欄が多すぎる
資料請求する入力フォームの入力欄が多いと請求されません。
解決策
資料請求を増やすには、そのハードルを下げるのがポイントです。
入力が必要な項目が多ければ多いほど、ユーザーは面倒に感じたり、不安感を覚えてしまいます。基本的には氏名とメールアドレスがあれば十分。
また、郵便番号による住所自動入力で手間を省くのも有効です。
原因3)訪問者が資料請求する理由がみつけられない
資料を請求させるには、資料を読みたいと感じさせる必要があります。
解決策
その資料の特徴を効果的な文言で説明して、興味を引きましょう。
たとえば、
- 「難しい専門用語を使っていないので、初心者でもわかりやすい!」
- 「当社の実績に裏打ちされた、秘伝のノウハウを伝授します!」
- 「〇〇を徹底解説した、全300ページのガイドブック」
など、思わず読みたいと思わせる文言を考えましょう。
資料タイトルで興味をひくことも重要です。
原因4)資料請求後に不安がある
「メールや電話がしつこくかかってくるかもしれない」というような不安を与えてしまうと、資料内容に関心があっても請求されません。
解決策
請求後の不安を払拭するひと言を添えておきましょう。
あとで請求されるかもしれない、個人情報が流出してしまうのではないかといった不安も資料請求がされにくくなる要因となります。
資料が無料であることも明記しておいた方がユーザーにとっては安心です。
原因5)訪問者が資料提供に気付いていない
資料を用意しても、それが提供されていることに気付かない場合も。
解決策
資料請求ページへの導線をしっかりと示すのがポイントとなります。
たとえば、クリックされやすいように目立つようなバナーやボタンを配置するのは常套手段です。
また、スティッキーバーと呼ばれる、ページをスクロールしてもついてくるエリアを設置し、そこにリンクを貼るのもひとつの手です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? ホームページからなかなか資料請求されない、というお悩みを抱えていらっしゃった方はぜひ参考にしてください。
今回ご紹介した解決策を実践して、ひとつでも多くの資料が請求され、御社の成果につながることを願っています。
それでは、また次回もお楽しみにお待ちください。