今週は、【あきばれホームページ】をご利用いただいている会員さまの成功事例をご紹介します。
有馬公認会計士・税理士事務所さまからのお便り
そして専門家ということから価格競争に陥ることなく交渉もでき、売上の増加につながり非常に満足しています。
東京都 有馬公認会計士・税理士事務所さま
http://www.arimakaikei.com/
有馬さま、お便りありがとうございます。
ターゲット別に作成したホームページがそれぞれ売上につながっているとのこと、すばらしい成果ですね!
税理士さんをはじめとした士業ビジネスは、ホームページを活用した販促・営業活動が非常に盛んで、競合サイトも多いのが現状です。
その中で、ホームページを売上増につなげたポイントはどこにあるのでしょうか。
専門家としての信頼獲得
それはずばり、ホームページの役割を「専門家としての信頼獲得」に置いた点にあります。
本メルマガの読者さんには、税理士・社労士などの士業の方が多くいらっしゃいます。コンサルタント・講師の方も多いですね。
そのようなビジネスに共通するのは、「その道の専門家」として、先生個人を売り物としている、ということです。
開業医の方なども、これに当てはまります。
では、依頼主側・顧客側の視点に立ったとき、どのような先生にお願いしたいと思うでしょうか。
多くの場合、
「自分の悩みやニーズのある分野について、造詣の深い専門家」
に頼みたいと思うはずです。
ここまでは、皆さん充分に理解されていて「そんなこといまさら」と思われるかもしれません。
ところが、これを「ホームページの役割」にあてはめて考えることができている方は意外と少ないのです。
「広く浅く」より「狭く深く」
有馬公認会計士・税理士事務所さまは、
とお便りにもあるように、ターゲット別・分野別にホームページを作成されました。
- 介護事業開業経営相談サポート
http://www.care-advice.net/ - 事業計画書作成サポートセンター
http://www.shikin-plan.net/
それぞれのホームページを見てみると、各分野についての情報が大変詳しく書かれています。
例えば、介護事業の経営者の方が「介護事業開業経営相談サポート」のページと、その他の「税務のことなら何でもご相談ください」と書かれたホームページを比較したとき、どちらに連絡を取りたいと思うでしょうか?
価格が高くても、少し事務所が遠くても、「介護事業開業経営相談サポート」のほうの話を聞いてみたいと思うはずです。
このような「特定の分野に精通した専門家に頼みたい」というお客さん側の心理がわかっていても、ホームページには、
「あれもこれもできます、何でもご相談ください!」
と書いてしまう・・・身に覚えがある方も多いのではないでしょうか。
特に、業務範囲の広い士業やコンサルの方は要注意です。
- 「広く浅く」より「狭く深く」情報を提供することが専門家としての信頼度アップにつながること
- 依頼主は複数のホームページを見比べて、より信頼できそうな専門家にコンタクトを取るということ
をあらためて認識しておきましょう。
「何でもできます!」というよりも「この分野なら任せてください!」という印象を持ってもらうことが、成果への近道です。
ホームページだからこそできること
それじゃあ、ひとつのホームページに複数の分野の情報をたくさん掲載しておくのはどうですか?と聞かれることがあります。
それでも「内容の薄いホームページ」よりはずっと成果につながりやすいのですが、情報が多ければ多いほど、ホームページの中をわかりやすく整理することが難しくなります。
ホームページを訪問する側の視点に立ってみると、「自分が必要な情報以外は必要がなく」、「すばやく自分の必要な情報にたどり着きたい」のです。
なので、
- ひとつのホームページで複数のターゲットを狙うのは難しい
と覚えておきましょう。
ターゲット別にホームページを持ち、ひとつのジャンルでの成功パターンがつかめれば、それを他のジャンルにも適用できますので、二つ目以降は加速度的に成果を出しやすくなってきます。
まず一つ目のホームページを「狭く深い」分野で成功させることを目指して、育てていきましょう。
なお、ホームページでの信頼獲得にはその他のポイントもいろいろありますが、それについてはまた回をあらためてお話したいと思います。
有馬公認会計士・税理士事務所さま、参考になる事例をありがとうございました。さらなる成功をお祈りしております!