今回も、スマホサイトの必要性についてもう少し考えてみます。
スマートフォンは従来の携帯電話と異なり、パソコンサイトをそのまま
表示することができます。
スマホからのアクセス者が増えている大きな理由はそこにあるわけです
が、この「そのまま」表示できるというのは諸刃の剣。
パソコンサイトは、そもそもパソコンで見ることを前提として作られて
いますから、スマホで見ようとするといろいろな問題点があるのです。
そこで、おもな問題点について、ざっとご説明してみましょう。
スマホは画面サイズが小さい
パソコンサイトをそのまま表示できるとはいえ、スマホの画面サイズは
パソコンに比べるとかなり小さいものです。
そのため、スマホでパソコンサイトにアクセスすると、自動的にパソコ
ンサイトをスマホのブラウザサイズに合わせて(縮小して)表示する仕
組みになっています。
パソコンサイト全体が縮小されますから、当然、文字も写真もすべて小
さくなるわけです。
スマホの画面が高解像度とはいえ、米粒より小さな文字ですから、その
ままではとても読み続けられません。
そこで、表示を拡大する機能(先週号でお話しした「ピンチアウト」)
を使うわけですが、拡大すると全体が見えなくなるため、その都度拡大
と縮小を繰り返しながら見なければならず、不便です。
リンクを押しにくい
スマホにはマウスがありませんので、画面の操作はおもに手の指で行い、
パソコンのマウスクリックにあたる操作を「タップ」といいます。
他のページへ移動するときは、リンクの文字を指で「タップ」するわけ
ですが、人間の指先はマウスのポインタ(画面上の矢印)に比べるとか
なり太く、小さい文字のリンクをタップするのは困難。
間違って隣のリンクをクリックしてしまったりして、かなりのストレス
です。
文字入力方法の習得が必要
スマートフォン特有の文字入力方法に、「フリック入力」があります。
たとえば「お」という文字を入力するには、画面に表示された「あ」の
ボタンを1回タップし、そのまま指を下へスライドさせます。
「あ」のキーを5回押す必要がある従来の携帯電話に比べると、慣れれ
ばかなり速く入力できます。
ただ、慣れるまではメールの文章を入力するのも一苦労。
そのうえキー操作を誤り、苦労して書いた文章が消えてしまった……な
んていうこともよくあります。
文字入力している間は、スマホ画面の約半分がキーボードで占められて
しまうので、ページの内容が見えにくくなる、という点も不便です。
スマホ対応でこうした問題点を解決
パソコンサイトをスマホで表示する場合のおもな問題点を見てきました
が、これだけでも、アクセス者の反応を落とすには十分。
こうした問題点をクリアするために、やはりスマホ用の対応、つまりス
マホサイトが必要になってくるわけです。
アクセス数の半数を占めるスマホからのアクセス者を取り逃がさないた
めにも、スマホサイトを検討してみてくださいね。\(^^)√
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