今週は、ホームページにお客さんを集めるために重要な「オフラインでの集客」について解説します。
※ここでいう「オフライン」とは、インターネットを使わないビジネス全般を指します。
オフラインでの集客とは?
ホームページに人を連れてくることを「集客」といいます。
時間やお金をかけて作ったホームページも、見てもらわなければ始まりませんので、ホームページへの集客はとても重要です。
ホームページへの集客というと、どうしても、検索エンジン経由でアクセスを増やす検索エンジン対策(SEO)やインターネット広告に目がいきがちです。
また、他のホームページからのリンク誘導や、Facebook・Twitterを始めとしたSNSを活用した集客を行う場合もあるでしょう。
一方、意外と注力されていないのが、「オフラインでの集客」です。
検索やSNSなどでの集客がオンライン(インターネット上)であるのに対し、オフラインでの集客はインターネット以外の手段で行います。
例えば、
- 名刺、ショップカード、封筒などへのURL記載
- チラシやミニコミ誌、DMなど紙媒体へのURL記載
- 既存のお客さまへの通知
- 店舗壁面などへの張り紙
などはオフライン集客の手段といえます。
ホームページ公開直後や地域型ホームページに
特に、ホームページを公開した直後は、検索エンジンなどのオンライン集客の成果があがるまでに時間がかかる場合があります。
そんなときはオンラインに限らず、いろいろな方法でホームページを周知して、少しずつアクセス数をあげていきましょう。
ある程度アクセス数があると、ホームページの改善点もみえてきますし、既存のお客様から感想などを聞くこともできるでしょう。
ホームページを見た人の反応を知ることは、その後のホームページの成功につながりますし、運営している人のモチベーションもアップします。
また、実店舗がある地域型ホームページの場合は、オフライン集客を継続的に行うことで成果があがりやすくなってきます。
オフライン集客は、お店の周囲に住んでいる人、お店の前を通る人、お店に来た人など、元々確度の高い人に対してアプローチできる特徴があるためです。
オフライン集客の成果をあげるには
紙媒体などでの告知はやっているけど、あまり成果が感じられないとい
う場合、
- QRコードを活用する
- 「○○で検索」のワードを入れる
など、どうしたらホームページを開きやすくなるか考えてみましょう。
(これからホームページを作る方は、「覚えやすいURLにする」ということも頭に入れておくとよいでしょう。)
また、
- ホームページを開いてみたくなる
- ホームページを開く必要性を感じる
ような、一文をURLやQRコードの周りに追加するのも重要です。
ただURLが書いてあるだけでは、よっぽどのことがない限り、わざわざ開いてみようとは思わないことがほとんどですが、
「ホームページでもっと詳しく!」
「○○のポイント、ホームページで公開中!」
など、「ホームページを開いてみようかな」と思ってもらえるような文言を添えることで、開いてくれる人が増えてきます。
チラシやDM、ミニコミ誌などの広告媒体では、広告の内容自体もホームページにつながるものを検討してみるとよいでしょう。
SEO、SNSやインターネット広告ももちろん重要な集客手段ですがホームページは決して、インターネットの中だけで完結しているものではありません。
ぜひ、オフラインでの集客も意識して使ってみてくださいね。
これから会社で年賀状を作る、という方も多いと思いますが、年賀状も立派なオフライン集客の手段のひとつ。
年賀状を受け取られた方が「ホームページ見てみようかな?」と思えるような内容を考えてみてはいかかでしょうか?