本日は以前お話しした「数値の把握がホームページ改善の第一歩」の後編をお話しさせていただこうと思います。
前編では
- 見込み客の数と成約率
- ホームページへの訪問者数とコンバージョン率
を指標として把握し、数値目標を決めていきましょう、というお話をしてきました。
まだお読みいただいていない方は、ぜひ、前編を読んでいただいてから後編をお読みください。
▼数値の把握がホームページ改善の第一歩!(前編)
https://www.akibare-hp.jp/ml/numericvalue-grasp-1/
それでは、さっそくいきましょう。
見込み客の数と成約率、訪問者の数とコンバージョン率、これらの数字は、どこから改善に取り組んでいくのがよいでしょうか?
まずは成約率をあげる
すでにある程度、ホームページから見込み客を獲得していて、成果につながっている場合は、数値の低いところを重点的にアップすることで、成果を増やしていけます。
どの数値も弱いという場合、まずは成約率のアップから取り組みます。
前編でも例にあげた、ホームページから無料相談を受け付けて、無料相談をした人に商品を購入してもらう、というケースについて考えてみましょう。
無料相談から商品を買ってもらう「成約率」が低いままだと、いくら無料相談の数を増やしても、顧客は増えません。
成約率が一定に達していれば、見込み客を増やすせば顧客が増え、売上があがっていきます。
無料相談が商品の購入にまったくつながらない場合、その原因を探らなければいけません。
原因は、電話対応や営業マンの対応にあるかもしれませんし、そもそも、見込み客の獲得方法自体が商品と合っていないのかもしれません。
次にコンバージョン率をあげる
成約率がある程度まで達している場合は、次にホームページでのコンバージョン率をあげていきます。
無料相談のコンバージョン率が低い場合、無料相談の数(見込み客の数)を増やすため、どんどん訪問者数を増やさなくてはいけません。
- 100人訪問して、無料相談1件のホームページ
- 1,000人訪問して、無料相談1件のホームページ
があったとして、広告を出して訪問者を10,000人に増やしたとき、前者はお問い合わせは100人に増えますが、後者は10人にしかなりません。
コンバージョン率は工夫によって改善できる
ホームページでのコンバージョン率は、工夫によって改善できる余地があります。
ナビゲーションやコンテンツ、デザイン、キャッチコピー、フォームの項目など、たくさん改善のポイントがあります。
コンバージョン率が高まれば、あとは、広告などに多少お金を使って訪問者を増やすこともできます。
順番が逆だと、お金だけ使って効果がでない、ということになりかねないので注意が必要です。
以上、2回に渡って、ホームページ改善のための数値についてお話してきました。
アクセス解析や見込み客の数などは、なんとなく増えた減っただけチェックしがちです。
現状と目標を数値化して、やるべきことは何か・何から取り組むかを洗い出すことが改善の第一歩です。
ぜひ、取り組んでみてくださいね。