皆さんはSEOを意識したテキストを作成する際に、もっとも重要なポイントは何だと思いますか?
それは、ユーザーファーストという考え方です。
Googleが掲げる「品質に関するガイドライン」の基本方針にも“検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。”とあります。
でも、気付かないうちにユーザーファーストに反してしまっているケースも少なくありません。そこで今回は、ユーザーファーストの観点からSEOライティングでやってはいけないことについてお話していきます。
ユーザーファーストってどういうこと?
SEOライティングにおけるユーザーファーストとは、ひと言でいえば「ユーザー目線に立って考え、丁寧に情報を伝える」ということ。
このユーザーとは、記事のターゲットになる人物を指します。
SEOライティングでは、クローラー(検索ロボット)を意識した対策も大切ですが、まずは読み手である人に親切な記事を作成することが最も重要です。
SEOライティングでやってはいけないこと
では実際にどんなケースがNGにあたるのか見ていきましょう。
気付かぬうちにやってはいけないSEOライティングになっていないかチェックしながら読み進めてくださいね。
1)ユーザーの満足度を度外視したコンテンツの作成
SEO対策では、キーワードの設定はとても重要です。
しかし、不自然にキーワード詰め込んでしまい、意味のわかりにくいおかしな文章になってしまってはユーザーファーストとは呼べません。
ユーザーが知りたいことがわかりやすく書かれているか、よく考慮して書き方や内容を工夫するようにしましょう。
2)他社のサイトや書籍の文章をパクる
いちから記事を作成するのは、楽なことではありませんよね。でもコンテンツを手っ取り早く増やすために他社のサイトを丸パクリしたり、ほぼパクるという行為は厳禁です。
これは、モラル・法律、両面からも絶対にやってはいけません。
確かにバレなければ大きな問題には発展しないかもしれませんが、ユーザーの信頼を損なう原因にもなり、Googleからペナルティを受ける恐れもあります。
3)見出しのない文章
サイトの文章に見出しが無ければ、ユーザーはひと目で各章にどのような内容が書いてあるかわかりません。文字をつらつら書かれていてると読みにくく感じられてしまいます。
また長いテキストでは、最初に目次を置くとより親切です。
記事タイトルや見出しにSEOキーワードや共起語をなるべく入れるようにすると、SEO対策になるだけでなく、ユーザーにとっても読みやすい良いコンテンツになります。
4)確認なしの間違いだらけの文章を投稿
文章を作成したあとは、必ず確認するようにしましょう。
少し時間を見返してみると誤字や脱字、わかりにくい表現があることに気づくことも多々あります。
時間を書けられない場合は、他者に読んでもらい校正してもらうようにしましょう。間違いのない読みやすい文章は、最後まで読んでもらいやすくなります。
5)最低限のSEOが抑えられていない
もちろん検索エンジンを意識した対策も重要です。
狙いたいキーワードを記事の文中に「不自然にならない範囲内」で散りばめることもSEOライティングの必須事項です。
また「タイトルタグ」や「メタディスクリプションタグ」にキーワードがひとつも入っていない記事は、内容がいくら良くても検索結果の上位に表示される可能性は困難です。
まとめ
さて今回は、ユーザーファーストの観点から、SEOライティングでやってはいけないことについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
ユーザーファーストで記事を作成すれば、結果的にSEOでも良い結果につながりやすくなります。
SEOライティングでは、常に「ユーザー目線に立って考え、丁寧に情報を伝える」ことを意識するようにしましょう。