本メールレターの読者の方から、こんなお便りを頂きました。
あきばれネット 吉本さま
はじめまして。大阪市のKWと申します。
いつも有益な情報をお送りいただいて、誠にありがとうございます。
先月は、ホームページ入門の小冊子もお送りいただき重ね重ねお礼
申し上げます。本当に勉強になりました。
当方、人材活性を主たる分野としている経営コンサルタント
インストラクターです。一昨年の夏に、独立当初の勢いで自作ホー
ムページを立ち上げたまでは、良かったのですが、その後はご多聞
に漏れず、何も手付かず・・・で現在に至るといった状況です。
仕事の方は、紹介ベースでぼちぼちといったところなのですが、日
頃の営業力不足は明らかで、何とか打開を・・・と思い悩んでおり
ました。発信いただいた情報のひとつひとつに、「なるほどな!」
と思わされました。
お礼が遅れまして、失礼いたしました。雑事に追われる一人個人事
業主故、よーやく、この年末年始にゆっくり資料を読んだとお許し
ください。
また今後ともよろしくお願いいたします。突然のメール失礼いたし
ました。(KW人事総務事務所 KWさま)
KWさん、お便りありがとうございました。
このメールレターやホームページ入門で、色々と私の経験をお伝えしようとして
いるのですが、こうしたお便りで、それらが少しでもお役立っていると
思えた時には、とても嬉しく感じます。
コンサルやっていて、良かったな~と思うひとときなんですよね~、
これが。(^^)
本当に、KWさんお便り有り難うございました。
人づて紹介の問題点
さて、KWさんのような「さむらい業」あるいはコンサルタント業」
の方は、主として紹介による営業活動でお客さんを獲得されるケースが
多いと思います。
お客さんからすると、コンサルティングという無形のサービスの場合、
アウトプットやサービスレベルが良く分かりません。そのため、どうし
ても実績重視、即ち、「自分の知り合いに対して良いコンサルティング
をした人」を選ぶという事になります。
一方コンサルタントとしては、人から紹介してもらえるように、「異
業種交流会」に頻繁に顔を出したりして、人脈を広げることが主要な営
業活動になってきます。
でも、こうした「人脈を広げる」っていうのは、結構しんどいんですよ
ね~。(^_^;)
私も、異業種交流会に時々参加しますが、時間はかかるは、手間はかか
るは、しかも中々商売につながらないわ、で結構大変なんです、これが。
決して、こうした形で人脈を広げるのが悪いと言う話ではないんですけ
どね・・。
もし人づての紹介に加えて、直接お客さんの開拓を行いたいのなら、
「メールマガジン」で、人脈を広げるのが良いと思います。
メールマガジンを使った営業方法
メールマガジンを使った集客の話は、そのうちこのメールレターでも取
り上げたいと思いますが、KWさんがお持ちの名刺のアドレスに、定期
的に近況報告するだけで、紹介率がかなりアップします。
これは騙されたと思ってやってみてください。3ヶ月位すると、結構良
いことあると思います。(^^)
例えば、あなたもこのメールレターを読んでいて、私という人間がどん
なノウハウを持っていて、どんな奴なのか、というイメージを何となく
お持ちだと思います。
もちろん直接お話しした訳ではないですから、本当の所は良く分からな
いと思いますが、何かの機会があって名刺交換したなら、全くの赤の他
人よりは親しみを感じて頂けると思います。
(と、こちらの一方的な思いこみでないことを願いますが・・・(^_^;)
人づての紹介以外に、自分自身で営業することを考えると、事前にこの
ようなメールマガジンで、「自分の人となり」や「自分の実力」を、見
込み客の方々にお伝えしておくと、いざ営業と言う時に相当楽になりま
す。
営業の世界では、
見込み客を開拓する「マーケティング」
見込み客を顧客にする「セールス」
の二つの営業プロセスがありますが、メルマガを発行するというのは、
上記の見込み客を開拓する「マーケティング」のプロセスにあたります。
メルマガを発行する事によって、見込み客に自分の実力をアピールして
おく訳です。そして見込み客の人が、実際にコンサルティングを頼みた
いと思った時に、「普段メールをもらっているあの人に、ちょっと話を
聞いてみようかな」と思ってもらう訳ですね。
他の業種でも・・・・
実は、メルマガを使ったマーケティングは、KWさんのようなコンサル
タントのかた以外でも有効です。
いわゆる「ECショップ」で成功していると所は、例外なくこの「メー
ルマガジン」による集客を実践しています。
実社会でも、チラシやDMでお客さんに来店を促しますが、そのネット
版がこの「メールマガジン」と言うわけです。
ですから、ECショップにとっては、実社会のチラシと同じくらいメー
ルマガジンの発行に力を入れています。
以上、宜しければ、参考にしてみて下さいね。
この辺をもっと勉強したい方は、
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続いては、今週の解説ポイントです。
今週のお題は、前回の続きで「検索サイトからのアクセスアップ」です。
ホームページ初心者からまた一歩先に進みましょう。
前号の復習(Googleのアクセスアップその1)
まずは、Googleの仕組みをお話しましょう。
Googleの表示順は、「PageRank」という指標を元に決定されます。
このPageRankというのは、あなたのホームページに対する人気投票みたいなもの
で、あなたのホームページをリンクしているサイトが多ければ多いほど、この
PageRankは高くなります。
従って、Googleのアクセスアップ対策その1は、「一生懸命リンク依頼
をして、あなたのホームページをリンクしてくれるサイトを増やすこと」です。
通常リンク依頼というのは、リンク先経由でアクセスを増やそうという
目的で行われるケースが多いんです。
いわゆる「相互リンクしてください」というパターンで、あなたもリン
ク依頼を受けたことがあると思います。
でも、このリンク先経由のアクセスは、先方のアクセス数に依存します
から、あまり効果が高い方法とは言えません。
しかしながら、このGoogleの「PageRank」をあげるという観点からは、
リンク依頼は大変効果的な方法です。
かなり地道で、手間のかかる作業なのですが、会社の女の子にでも指示
して、片っ端からリンクしてくれそうなサイトにリンク依頼をお願いし
ましょう。
依頼先のたとえ10%しかリンクしてくれなかったとしても、リンク数
が増えれば、GoogleのPageRankはアップします。その結果、Googleでの
上位表示が可能になるのです。
結構手間がかかりますし、効果が直ぐに現れる訳ではないですが、地道
にがんばりましょうね。(^.^)
なお、PageRankについて詳しい技術解説を勉強したい人は、
Googleのヘルプ解説
http://www.google.co.jp/intl/ja/why_use.html
Googleの徹底解説
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~baba/wais/pagerank.html
を参照してみて下さい。
さて、ここで私の運営しているサイトで、少し解説してみましょう。
Google http://www.google.co.jp/
をクリックして、真ん中の「箱」の部分に、シニア と入力して、
「Google検索」ボタンをクリックしてみて下さい。
そうすると、「シニア」に関するサイトが一覧で表示されます。
この原稿を書いている時点で約32万くらいの「シニア関連のサイト」
があるようですが、この中で、上から4~5番目に
シニアネット(中高年向けポータルサイト)
というサイトが表示されると思います。
このサイトは、私が趣味で運営している個人サイトで、ホームページのコンテンツの更
新も半年以上していないという、「超、手抜きサイト」です。(^_^;)
それでも、Googleの32万件のサイトの中で、4~5番目に表示されて
いるんですよ。(^^)v
この上位表示の理由の一つが、「このホームページをリンクしてくれているサイ
トが多数あること」です。
サイトオープン時に、一生懸命「リンク依頼」メールを送った効果がで
ているんですね~。
あなたも、騙されたと思って、是非リンク依頼をまめに実行してみて下
さいね。
以上、先週の復習でした。
検索キーワードの洗い出し
さて、リンク依頼が一通り終わったら、「検索キーワードの洗い出し」
を行いましょう。
多くの人は検索をする時に、全ての検索結果を参照する事はしません。
検索結果の最初の何件かをクリックしてみて、その中に目的のサイトが
あれば、そこで検索は終了します。
逆に10~20件くらい見てみて良さそうなのがなかったら、キーワー
ドを変更して、新たに検索しなおします。
従って、自社のホームページにGoogleからのアクセスを増やしたいのであれば、
“特定のキーワード”で“上位に表示される”と言うことが重要になり
ます。
例えば、先ほどの私の「シニアネット」というサイトですが、これはシ
ニアの人向けのサイトです。
当然「シニア」というキーワードを入力した時に、検索結果の上位に表
示されれば、シニア向けのサイトを探している人にアクセスしてもらえ
る可能性が高まります。
ここでポイントになるのが、“アクセスして欲しいユーザーが検索しそ
うなキーワードについて、上位表示される”と言う事です。
先ほどの例だと、例えば“中学生”といったキーワードの検索結果で上
位に表示されても、全く関係ない人しかアクセスしてこないわけです。
よくページのアクセス数だけを自慢げに話す人がいますが、単にアクセ
スを増やすだけだったら簡単です。芸能人の名前とか、アダルト系のキー
ワードとかをサイトのコンテンツに散りばめれば、直ぐにアクセス数は
10倍になります。(^^)
でも、関係ない人にサイトにアクセスしてもらっても、意味はありませ
んよね。つまり“アクセスを増やす”というのは、“自分が来て欲しい
人のアクセスを増やす”ということです。
そのためには、自分が来て欲しい人が“検索しそうなキーワード”を入
力したときに、検索サイトで上位表示されるようにしなければいけませ
ん。
アクセスが多くても商売に結びつかないのでは何もなりませんから、い
たずらにアクセス数を追い求めるのではなく、
1)ホームページのターゲット顧客を明確にする
2)ターゲット顧客が入力しそうな検索キーワードを洗い出す
3)その検索キーワードが入力された時に、表示結果上位を目指す
といったアプローチをとることが有効です。
検索キーワードの洗い出しが終わったら
検索のキーワードの洗い出しが終わったら、その検索キーワードを使っ
て、上位表示するためのテクニックを使います。
でも、今週はここまで。
この続きは、また来週にお伝えしますね。(^.^)
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でも、待ちきれないというあなたには・・・・
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経革広場のご紹介
マイクロソフト社が、中小企業むけにポータルサイトをオープンしまし
た。
経革広場 : http://www.keikakuhiroba.net/
TKCやグルナビといった、その道ではかなり有名な企業が20数社集
まって、様々なコンテンツを提供しています。
恐らく、今ある中小企業向けサイトでは、一番コンテンツが充実してい
ると思いますので、一度アクセスしてみて下さい。
ちなみに、我々「あきばれネット」も、ここの公認プロバイダーとして、
コンテンツを提供しています。(^^)v
http://www.keikakuhiroba.net/it/akibare_index.asp
「IT入門」というコーナーを担当しており、色々とHPサービス関連
でお役に立ちそうな情報を掲載しています。
でも実は、この「経革広場」にコンテンツ提供している会社の中で、う
ちが一番、というか「ダントツ」に小さいんですよね~。(^_^;)
他のコンテンツプロバイダーは、名だたる企業がずらり、という感じで、
社員数だと100倍くらいの差があったりします。
マイクロソフトさんは、良くうちにコンテンツ提供を依頼してきたよな~、
って感じです。(少し、自己満足しちゃったりして・・(^^)
あと、もう一つ宣伝というか、自慢というか (^_^;)
ですが、このサイトのオンラインヘルプも、うちが制作を担当しました。
http://www.keikakuhiroba.net/help/help.asp
よかったら、このヘルプの「作り」とかも参考にしてみて下さい。