さて、今週は、SEO対策で重要な項目のひとつ、「ページタイトルの
つけ方」について考えてみたいと思います。
ページタイトルは、検索結果の一番上の行に表示される部分です。
専門用語でいうと「titleタグ(タイトルタグ)」で指定される箇所で、
そのページの内容が何であるかを、サイトの訪問者と検索エンジンの双
方に伝えるためのものです。
検索エンジンは、検索順位を決めるにあたってページタイトルを重要視
していますし、検索結果からたくさんの人にクリックしてもらうという
観点でも、非常に重要な項目です。
こんなページタイトルはNG
まず、NGの例からみてみましょう。
<NGなページタイトル例>
・ページの内容とまったく関係のないタイトル
・サイト内のほとんどのページが同じタイトル
・「無題のページ」のような初期設定のままのタイトル
・キーワードを羅列しただけのタイトル
・極端に長いタイトル
どれもありがちなNG例です。
「全ページにサイト名や会社名だけをつけている」
「ホームページ制作ソフトの初期設定のままタイトルを変更していない」
というケースは、企業のホームページを見ているとまだまだ多いもので
す。
検索エンジンに好かれるページタイトル
では、どんなページタイトルのつけ方であれば、検索エンジンに好かれ
るのでしょうか?
このメールマガジンでもたびたび紹介している、Google提供の
「検索エンジン最適化スターターガイド」
には、「適切なページタイトルを付けよう」として、下記のポイントが
あげられています。
・ページの内容を適切に記述しよう
→ページの内容と関係のないタイトルはNG
・各ページに固有のタイトルを付けよう
→全ページに同じタイトルはNG
・簡潔で説明的なタイトルを付けよう
→長すぎてもNG、キーワードだけの羅列もNG
そのほかに、「検索キーワードに一致する語句がページタイトルに含ま
れている場合は、その語句が太字になる」ことに触れており、
・キーワードがタイトルに含まれていたほうがいい
ことを示唆しています。
さらに、トップページのタイトルについて、
・サイトや会社の名前を載せることに加え、
会社の所在地、主要な取扱商品などの重要な情報を含める
ことを推奨しています。
これらを、まずは基本として覚えておきましょう。
タイトルをつけるときに一番重要なこと
検索エンジンに好かれるタイトルのつけ方について、キーワードの選び
方や文字数など、必要なテクニックはいろいろあります。
それらについてもまたの機会にお話したいと思いますが、一番重要なのは、
御社の商品やサービスに興味を持ちそうな人が
クリックしたくなるタイトルをつける
という「考え方」なのです。
わかりやすい例でいうと、「福岡県福岡市の飲食店を紹介する内容のペー
ジ」に、「東京駅すぐそばの飲食店をご紹介」というページタイトルを
つけたとしたらどうでしょう?
東京駅すぐそばの飲食店を探している人のアクセスは増えるかもしれま
せんが、一番見てほしい、福岡県福岡市の飲食店を探している人は訪問
してくれません。
さらに、タイトルをクリックしてページを開いた人は、必要のない情報
がでてきてがっかりするでしょう。
それではいくらページビューが増えたとしても、成約にはつながりませ
んよね。
くわえて、検索エンジンは、
検索結果から、ユーザーが求めている情報にたどりつけること
を、重要視しています。
そのため、そのようなページタイトルをつけているサイトは評価を下げ
てしまうことになるのです。
検索エンジンに好かれるためにも、成約率を上げるためにも、
このページタイトルは、一番来てほしいお客さんから見て、
魅力的か?クリックしたくなるか?
と、自問自答してみましょう。
まとめ
ページタイトルは、
・そのページの内容を具体的にわかりやすく説明していて、
・お客さんが検索しそうなキーワードを含んでおり、
・そのページの内容が「誰にとって」「どのように役立つか」が含まれていればなおよし
・ただし長くなりすぎないように
もちろんクリックした先にある「ページの内容」も、御社のサイトに一
番来てほしいお客さんにとって有益なものでなければなりません。
自社のサイトを検索してみて、検索結果を眺めたりクリックしたりしな
がら考えてみるのも、一つの方法ですよ!
なお、弊社サービス【あきばれホームページ】をご利用の方は、簡単に
ページタイトル(titleタグの内容)を設定・変更することができます。
すぐにできるSEO対策、さっそく取り組んでみてくださいね\(^^)√