今回は、複数のホームページを立ち上げて成果が出たという会員さまからのお便りをご紹介します。
会員さまからのお便り
各ターゲットに対して、表現を変えたり、写真を変えるなどターゲットに合わせたアプローチを行うことにより、各ホームページ共にお問合せにつながるなど、効果が出ています。
(白鳥順子探偵事務所さま)
白鳥さま、ありがとうございます!
白鳥さまは、以下のように複数のホームページを運営しています。
- http://www.siratori-tantei.jp/
- http://www.shiratori-mie.jp/
- http://www.st-nagoya.jp/
それぞれ、ターゲットが異なり、ホームページ内の表現や画像も変えているということで、ホームページでの集客に力を入れられていることが伝わってきます。
各ホームページの違いは実際にホームページを見ていただくとして、今回は、「なぜ、ターゲットごとにホームページをわけると成果を出しやすいのか」という点についてお話したいと思います。
ひとつの企業の中でも、商品やサービスによって異なるターゲットを設定している場合は少なくありません。
ところが、法人・個人、性別、年齢層、居住地、ニーズなど、あきらかにターゲットが異なる商品やサービスを、一つのホームページで紹介・販売している例は非常に多くあります。
例えば、工務店では
- 新築 → これから家を買おうとしている人
- リフォーム → すでに家を持っている人
というように、商品によってターゲットが異なりますが、ひとつのホームページ内に並べていることが多いのです。
このような場合、ターゲットごとにホームページを分けて立ち上げたほうが成果が出しやすくなります。
では、なぜ、ターゲットごとにホームページをわけると成果を出しやすくなるのでしょうか?ポイントを2つご紹介します。
ポイント1:SEOで成果が出しやすい
ターゲットごとにホームページを分けると、上位表示させたいキーワードを絞りこむことができます。
例えば「新築」と「リフォーム」では、対策したいキーワードが異なります。
どちらもひとつのホームページで狙うことは大変難しく、どちらかをメインとして、片方はある程度諦めてしまうことになります。
ところが、ターゲットごとにホームページを分ければ、ホームページごとにキーワードを設定して、それぞれ対策を行うことができます。
また、検索エンジンは1つのテーマに絞られたホームページを評価する傾向があります。
そういったことから、ターゲットごとにホームページを分けたほうがSEOの面で成果を出しやすくなるのです。
ポイント2:反応が得やすい
1つのホームページを1つのターゲットで統一すると、そのホームページのテーマがはっきりしてきます。
先ほどの例で行くと、「新築を検討している人」と、「リフォーム」を検討している人」の悩みや知りたい情報は異なります。
1つのターゲットに絞ることで、ターゲットが欲しがっている情報を集中して提供できるというわけです。
ターゲットの必要としている情報を提供することによって、ホームページに対する信頼感や満足感が高まり、お問い合わせや資料請求などの反応を得やすくなります。
ターゲットを絞り込むと、一見、母数が減って損をするような気がしてしまいますが、1つのホームページで複数のターゲットを追うと、どれについても、中途半端な内容になってしまいがちです。
そうすると、「このホームページは役に立たなかった」ということで、反応に結びつかないまま、サイトから離脱してしまうのです。
母数が減ったとしても、ターゲットを絞り込み、心を動かすようなコンテンツを用意するほうが、反応率が高まります。
ですので、複数のターゲットがいる場合は、ターゲットごとにホームページを立ち上げたほうが成果が出しやすいのです。
まずは、自社の商品やサービス・業務範囲について、それぞれのターゲットを明確にしてみるところから始めてみましょう。
その後、ターゲットごとにホームページを複数にわけるとしたらどのように分けられるか、考えてみてはいかがでしょうか。