前回のメールレター送付後、たくさんお便りを頂きました。本当に有り
難うございました。紙面の都合で、全員をご紹介することはできません
が、本日はそのうちの二通をご紹介させて頂きます。(なお掲載可否に
ついて確認していないので、全て伏せ字にてご紹介します。\(__ )
お便りその1(MHゴム工業株式会社 MHさん)
吉本様へ
本日「ITよろず相談室」を申し込みましたMHゴムのMHです。
申し込みが遅れ済みませんでした。
吉本さんのメールにありましたTさんの様に、小冊子を即日に読む
ところまでは私も同じ位熱心なのですが、その後が大違いですね。
ホームページ立ち上げは未だ私の予定には入っていませんが、後日お願いす
る時はよろしくお願い致します。
・昭和39年生まれ
・体育会系
・留学経験
・創業意欲
などなど、非常に親近感を持たさせて頂いています。あまりこう言っ
たメールは打たないのですが、思わず打ちたくなってしまいました。
私は父親の経営する会社に勤めておりますが、吉本さんは立派に創
業者です。創業1年と言うことですが、末永く頑張って下さい。手
前勝手なメールとなりましたが、今後共々よろしくお付き合いの程、
お願い致します。
MHさん、お便りありがとうございました。
こうしたお便りを頂くと本当に嬉しいです。(^.^)
MHさんは「あきばれネット」のヘルプデスクサービス「ITよろず相
談室」に先日お申し込み頂いた「正会員」さんです。
お父さんの会社の専務さんということで、いわゆる「2代目経営者」と
してご活躍と伺っています。
お便りの中で私のことを「創業者」とお褒め頂いておりますが、「2代
目経営者」さんと言うのは、逆に相当のご苦労が耐えないのではないで
しょうか。
私の友人にも、「親父の後を継ぐから」と会社をやめて親の会社に「社
長候補生」として入社した輩が何人かいます。そして、彼らの多くは、
精神的にかなりの苦労を強いられているようです。
MHさんの場合どうか分かりませんが、2代目のかたは「親のやり方」
を越えるような経営を目指していく必要があるので、本当に大変なよう
ですね。私の友人達も、酒の席では良く社長(父親)や古株社員に関す
る苦労話を聞かせてくれます。
私は駆けだし経営者なので、彼らに大したアドバイスができるわけでは
ないのですが、
「これからはインターネットの時代だから、ネットを使って売上げ
を上げることができれば、親父や古番頭さんに一目置かれるのでは」
という話を良くしています。
例えば、今や信用取引では野村証券を抑えてナンバー1となった、松井
証券の松井社長は、典型的な二代目社長です。
松井さんは私の大学の先輩なので、何度かお話する機会があったのです
が、
「ネットに我が社の命運を賭けたのが“表向きの成功要因”。そし
て、このネット営業についてこれない、親父の代からの古い社員達
と決別したのが「真の成功要因”だよ」
という話をされていました。(う~ん、深い・・・(^^)
MHさんがどのような経営を目指されるか次第だとは思いますが、これ
からの新しい「IT革命」の時代に、御社の舵を取れるのは、若いMH
さんしかいないと思います。
私どもスタッフ一同、微力ではありますが、MHさんのご活躍をサポー
トさせて頂きますので、これからもよろしくお願いしますね。(^.^)
お便りその2(株式会社 KA社 Sさん)
仕事は、平安時代から続く伝統織物の継承事業です。
私は、つい最近まで外資系にて計8年間働いてきましたが、いつま
でもアメリカを肥やしてもしょうがない。もっと、足元を見つめよ
うとの思いで、現職についた次第です。
でも、正直、なかなか難しいです。いろいろな方の応援なくしては、
大切な文化を次世代に残せません。自分のことばかり書いてしまい
ましたが、、今後ともよろしくお願いいたします。
Sさんは、前号でご紹介した経営者向けのホームページ入門書「できる社長のH
P入門」をお申し込み頂いたのですが、その際に上記のコメントをお寄
せ頂きました。
外資系から、伝統織物ですか・・・。凄いですね~。(^.^)
でも、インターネットを活用して、海外にマーケットを広げれば、結構
良い線行くかも知れませんよ。v(^^)v
私もアメリカに1年ほど留学した事があるのですが、向こうで一番「受
けた」のは、日本の「扇子」でした。
日本らしくて、そして向こうでは余り手に入らない物だったので、プレ
ゼントすると多くの人に喜んでもらえました。
当時は、こうした「日本の伝統グッズ」を手に入れる手段がほとんどな
かったですが、今や「インターネット」という新しいチャネルが世界に
開いています。ですからネットを利用すれば、私が留学した当時とは全
く次元の異なる商売ができるのではないでしょうか。
実は「外人」達は、あなたが思っている以上に、日本のホームページを
見ています。もちろん「日本語」のホームページを見ている訳ではあり
ませんが、日本に関する情報を集める時は、日本人以上にインターネッ
トを利用しているのです。
なぜなら、インターネットには国籍はありませんから、日本の企業が
日本でホームページの作成をしても、 あちらの検索サイトには登録さ
れているんです。
例えば、米国のYAHOO( http://www.yahoo.com )で、akibare と入力
すると、あきばれネットのホームページ ( http://www.akibare.jp
http://www.akibare.net )が上の方に表示されます。
(もちろん「あきばれ」と日本語で入力すると文字化けしますよ。(^^)
あきばれネットのホームページは全部「日本語」ですから、外人のアク
セスは想定していません。でも検索サイトは、その言語が日本語か英語
か、あるいはホームページのドメイン名が「.com 」か「.co.jp 」かといった事
は全く気にしないで、ホームページ情報を蓄積しています。
そして、日本人がインターネットで情報を収集する時に、検索サイトを
利用するように、外人達も検索サイトでホームページを選択します。そしてその
際に、あなたのサイトも「海外の検索サイト」に登録されているのです。
ですから、海外向けに「英語で作ったホームページ」を用意すれば、今までとは
違ったビジネスがきっとできると思いますよ。
頑張ってくださいね。(^.^)