今回は、
メールマガジンの役割
についてお話します。
メルマガって必要ですか?
「メルマガってやったほうがいいんですか?」
このようなご相談を受けることがよくあります。
もちろん、やらないよりはやったほうがいいのですが、何のためにメー
ルマガジンを配信するのかを明確にしておく必要があります。
メールマガジンは集客そのものにはあまり役には立ちません。
まったく御社のことを知らないお客さんを集めるのに有効なのは、やは
り検索エンジン対策やネット広告。
まずは検索エンジンやネット広告を使って、見込み客を集め、そのあと
メールマガジンを活用して見込み客を育てていく、というのが最適な方
法です。
メルマガで見込み客をフォロー
インターネットで検索をして御社のホームページを訪れ、すぐにサービ
スや商品を購入してくれるのなら、メルマガは必要ないかもしれません。
ただほとんどのアクセス者は、
「このホームページ(人)は信頼できるのだろうか?」
といった不安や心配を感じがち。
特に、高額な商品や継続的なサービスの場合はなおさらです。
そこでメールマガジンを使って、役立つ情報や最新情報など「アクセス
者が読みたい」と思う情報を提供し続けることで
「この人なら信頼できそう! 問合せしてみようかな」
とアクションを起こしてくれるのです。
メールマガジンは「プッシュ(PUSH)型」のツール
そしてメールマガジンはホームページと組み合わせることで、その力を
最大限に発揮します。
ホームページは「プル(PULL)型」のツールで、お客さんがアクセスし
てくれるのを待つしかありません。
一方、メールマガジンは「プッシュ(PUSH)型」のツール。もちろんメー
ルマガジンに登録してもらわなければいけませんが、こちらからお客さ
んに情報をお届けする「攻めの営業」ができます。
ただしメールマガジンは、提供できる情報に限りがあります。また商品
やサービスの宣伝が過ぎると、すぐに解約されてしまうでしょう。
それゆえ、メールマガジンではお客さんに役立つ情報をメインにし、商
品やサービスの情報は抑え気味にすることをおすすめします。
ホームページと連携させる
その代わり、メールマガジンには「ホームページへの誘導」を必ず入れ
ておきましょう。興味を持ってくれた人がクリックしてくれます。
そしてクリック先のホームページには豊富な商品やサービス情報を掲載
し、詳しい説明を入れておくのです。
このように「プッシュ(PUSH)型」のメールマガジンでは、役立つ情報
を掲載して、「プル(PULL)型」のホームページへお客さんを連れてく
るという流れを作ることがポイント。
この方法がインターネットでは最も効果が出やすいといえます。
まとめ
最初の赤の他人に御社のことを知らせる「集客」で役立つのは、ネット
広告や検索エンジンです。
そして、その集めた見込み客を優良顧客に育てるのに効果的なのがメー
ルマガジン。
まずはその役割をしっかりと把握した上で、メールマガジンを行うかど
うかを決めましょう。
ただメールマガジンを発行しても、読んでもらえなければ商売には繋が
りません。
またの機会に、どんなメールマガジンを書けば「読んでもらえるメール
マガジン」になりやすいのかをお話したいと思います。(^_^)/~