読者からのお便りコーナー
さてまず最初は、読者からのお便りのコーナーです。
メール会員の方から、こんなお便りを頂きました。
吉本様 いつも配信ありがとうございます。
本日の「ホームページは、見込み客のメールアドレスを集める場所」
という記載に“目からうろこ”でした。
小生、タイのバンコクでシニア、並びに障害をお持ちの方のロング
ステイをサポートしています。
以前は、当地の旅行社におりましたが、タイ滞在16年の経験を活か
しコンサルタントとして特化していきたいと考えています。
ホームページも昨年から開設しておりますが、こちらからの申し込
みは芳しくありませんでした。
やはりHP開設の目的を絞り、明確な方針が欠けていたと思います。
まずは、「ホームページは、見込み客のメールアドレスを集める場
所」ということを意識して改訂していこうと思います。
まずはお礼方々御連絡まで。
Wellness Life Project ( Thailand ) Co.,Ltd.
谷田貝 良成
http://www.baantao.com
谷田貝さん、お便りどうもありがとうございました。
文中にもあるように、谷田貝さんはタイでお仕事をされているそうです。
日本で発行しているメールレターに、タイからお便りをいただくと言う
のも、なんか「インターネット」ぽくって、良いですよね~。(^.^)
谷田貝さんのホームページも、ご本人は謙遜されていますが、なかなか
良くできていますので、皆さん是非アクセスしてみて下さい。
http://www.baantao.com
谷田貝さんのように、「海外の現地」から、日本人向けのサービスを
「インターネット経由」で提供する、というのは、今後ニーズが確実に
出てきます。
一昔前は、「地球の歩き方」といった書籍が、現地情報の入手方法でし
たが、これからは確実にインターネットに取って変わられるでしょう。
その意味で、谷田貝さんの取り組みは素晴らしいと思います。是非頑張っ
てくださいね。(^.^)
見込み客のメールアドレスを集めましょう
さて、谷田貝さんが、
本日の「ホームページは、見込み客のメールアドレスを集める場所」
という記載に“目からうろこ”でした。
と書かれているのは、先週のメールレターのこの部分です。
ただここで注意頂きたいのは、
・ホームページは、コンサルティングサービスを販売したり、
・コンサルティングに関する「お問い合わせ」をしてもらう
場所ではなく、
・見込み客のメールアドレスを集める
ための場所だ、と言うことです。
特に、「お問い合わせはこちら」とばかりに、住所氏名の入力を求
めるホームページが多いですが、この方法ではほとんど「見込み客」
は集まりません。お問い合わせした途端に、売り込みされそうなの
で、皆さん引いてしまうからです。
ですから、「ガイドブックをあげます」とか、「メールマガジンを
配信します」とか言った形で「メールアドレス」を登録して頂く方
法に特化しましょう。
とにかく、「ホームページは、見込み客のメールアドレスを集める
場所」という風に、ホームページの目的を明確化することが成功の秘訣です
よ。(^^)
ホームページにアクセスした人のうち、その場ですぐに商品を購入した
り、サービスを申し込んでくれる人の比率は、平均すると「0.5%以
下」です。
200人アクセスしてくれて、購入する人が1人いるかどうか。これが
平均的なホームページの実態というわけです。
もちろん提供する商品や、そのホームページの構成によって上下します
が、平均0.5%ですから、0%のホームページ、即ち全く購入がない
ホームページも少なくありません。
実店舗と違って、ホームページでは商品を直接見たり触ったりできませ
んし、店員と話すこともできません。そのため「騙される」リスクが高
いわけで、結果的に実店舗よりも商品やサービスの購入率は極端に低く
なります。
特に1万円を超える高額商品になると、この傾向は顕著になります。
ちょっと感覚的な数値ですが、実店舗で1万円の商品を購入する人が、
10人に1人だとすると、ホームページで1万円の商品を購入する人は、
1,000人に1人くらいだと思った方が良いと思います。
従って、店員とも話せないし、商品を手に取れないホームページでは、
「最初のアクセス時」に商品やサービスを売り込むのではなく、まずは
「メールアドレス」を登録しもらいましょう。
登録してもらったメールアドレスに、「メールレター」を発行し、少し
ずつ「御社」や「御社の商品・サービス」のことを理解してもらいましょ
う。そして、少しずつ御社のことを「信頼」してもらうのです。
こうした「信頼」なしに、インターネットで商品やサービスを販売する
のは、かなり難しいです。
そのためには、ホームページで「すぐに売り込む」ことに注力すること
よりも、「見込み客を集める」=「メールアドレスを集める」ことに重
点をおきましょう。
今すぐの売り上げを目指すのではなく、将来の売り上げのために、少し
ずつ「見込み客」を増やしていくこと。これがホームページで成功する
鉄則です。(^.^)
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さて続いては、今週のテーマに参りましょう。
今週は、メールレター発行のポイントについてお話しします。
メールレターの目的を明確に
初めてメールレターを発行する際には、「どんなメールレターを発行す
るか」について、事前に充分な検討を行いましょうね。何でもいいから、
「出せばいい」ってなもんじゃないですから。(^.^)
まず最初に考えなければいけないのは、「メールレターの目的」です。
例えば、ダイレクトメールを郵送したり、チラシを配ったりする時には、
「店舗に来店してもらう」とか、「サンプル商品を申し込んでもらう」
等の「目的」を明確にして、DMやちらしを配りますよね。
メールレターも同じで、「メールレターを読んだ人に、どんな行動を取っ
てもらいたいのか」を考えましょう。
例えば、メールレターの発行が「商品やサービスの販売」だった場合、
・無料サンプルへの申し込み
・割引価格のお試し商品の販売
・定番商品の販売
といった所が、代表的な「目的」です。
あるいは、
・店舗来店へ誘導
・商品やサービスの資料請求
といった目的でも良いでしょう。
もちろん、直接販売に繋げるのではなく
・無料の情報提供」を通じて、お客さんにあなたのファンになって
もらう(=顧客定着化)
ということを目的にしても良いと思います。
こうしたメールレター発行の目的は、人により様々ですから、御社の戦
略に合わせて、御社にふさわしい目的を考えて頂ければ結構です。
ただし、必ず「目的を明確」にしてからメールレターを制作しましょう。
一番悪いケースは、目的を余り考えないで、「ただ何となくメールレター
を発行する」ことです。
メールレターの発行を通じて、「お客さんにどんな行動を取って欲しい
のか」を明確にしないで、目的が不明確なままメールレターを送り続け
ても、成果はほとんど期待できません。
「メールレターを出しているんですが、ちっとも顧客獲得につながらな
いんですよね~」とお悩みのかたは、もう一度この目的を整理してみま
しょう。
メールレターは、発行するのが目的ではなく、「お客さんに行動しても
らう」のが目的です。そのためには、「メールレターの目的を明確にす
ること」がもっとも重要なのです。
是非、「メールレターを読んだ購読者の人に、何をしてもらいたいのか」
という目的を明確にしておきましょうね。(^.^)