今回は、アクセス者が必ずチェックする
『料金ページ』の作成ポイント
についてお話します。
トップページの次によく見られている
一般的にトップページの次にアクセス数が多いページが、料金ページで
す。
皆さんも何か商品やサービスを購入する際には、必ず料金をチェックす
るのではないでしょうか。
他のページに比べて、料金ページのアクセス数が2倍以上あるケースも
少なくありません。
ですから反応率を高めるためにも、料金ページを作ることは大切なので
す。
ひと工夫で反応率アップも
しかしながら皆さんのホームページを拝見していると、料金ページはあ
るのですが、ただ料金を並べているだけというページをよく目にします。
もちろん、料金表示がないよりはあったほうがいいのですが、ひと工夫
することで反応アップにつながりやすくなります。
たとえば、ライバルよりも価格設定が高い場合には、その理由をわかり
やすく記載することで、「ちょっと高いけど、ここにしようかな」と感
じるアクセス者が増える確率は高まるはず。
逆に低価格の場合も、その理由を書くことでアクセス者に安心してもら
いやすくなります。
大切なのは、提供者目線で言いたいことを述べるのではなく、お客さんの立場に立って納得して
もらえるように書くことです。
目安となるようなコメントを入れる
また、いくつかの選択肢がある場合は、料金だけを並べるのでなく、お
客さんが選ぶ際に「目安となるようなコメント」を付けてあげるとよい
でしょう。
このような工夫をしておくことで、「どの価格のものを選べばよいのか
わからず、迷ったあげく他のサイトに立ち去ってしまう」という残念な
パターンを避けることができます。
よくあるパターンを提示
ただ業種によっては、明確な価格を提示できない場合もあると思います。
そのような場合は、
「松・竹・梅」などよくあるパターンを提示
しておくだけでも良いでしょう。
それによってアクセス者に「だいたいこれくらいの価格なんだな」とい
うことが伝わりやすくなり、安心感を与えることができます。
お客さんの心のハードルを下げる
どうしても、営業戦略や業界の特性上、料金を公開できない方もいらっ
しゃるかもしれませんが、もし可能なら掲載することをおすすめします。
というのも料金を表示することで、お客さんの心理的なハードルが低く
なり、反応が上がりやすくなるからです。
たとえば、銀座の高級寿司屋さんに入りづらい理由を考えてみるとわか
りやすいと思います。
高級寿司屋では多くの場合は、値段が書かれたお品書きが店の外に出て
いません。それゆえ「一体いくらかかるのか」がわからないので不安に
感じるのではないでしょうか。
仮にお1人あたり3万円と値段が高かったとしても、結婚記念日や何か
のお祝などに、納得してのれんをくぐる人は少なくないと思います。
銀座の高級寿司屋さんに入りづらい理由は「高いから」ではなく「値段
がわからなくて不安だから」なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
料金ページは料金表を掲載しているだけ、という方も少なくなりかもし
れません。でも少し工夫をすることで反応率を高めることは可能です。
今回はお話しませんでしたが、料金ページから読ませたいページにリン
クを張っておくのも効果があります。
料金ページを作っていなかったという方はぜひ、この機会に作成してみ
てはいかがでしょうか。
反応がグッとアップするかもしれませんよ。(^_^)/~