今回は、ホームページ内にあるリンクのクリック率を上げるポイントを解説します。
ホームページへの訪問者が起こすアクションとして、「ページ内のリンクをクリックする」ことは、とても重要です。
別ページのコンテンツを読む、資料請求や問い合わせなどの成果ページに移動するなども、リンクをクリックすることで実現します。
ページ内のリンクをいかにクリックしてもらうかは、最終的な成果を左右します。
「ページへのアクセスはあるのに、リンクがクリックされない」「直帰率が高い」という場合は、改善が必要です。
どんなデザインのリンクがクリックされる?
リンクには、文字列にリンクを設定する「テキストリンク」、ボタン状の画像の上に文字列が書かれている「ボタン」などがあります。
テキストリンクとボタンが同じ場所にある場合、一般的にはテキストリンクのほうが多くクリックされます。
なぜならテキストリンクは、リンクだと分かりやすいからです。リンクをクリックしてもらうには、「これはクリックできるだろう」とみんなが思うデザインにすることが重要です。
テキストリンクでは、「文字色は青で、下線を引く」という昔ながらのリンクのデザインが一番クリックされます。
「リンクの文字色が青く、下線が引かれている」ことは、インターネットが普及しはじめた当初から続いている「お約束」で、ユーザーの共通認識となっています。
ボタンの場合は、そういった共通認識はとくにないので、クリックできるのが明確にわかるデザインにしておきましょう。
スマホサイトでもこれは同じですが、加えて、指でタップしやすい文字の大きさや配置になっていることも大切になってきます。
また、リンクのデザインはサイト全体で統一することも重要です。
リンクを設定するテキスト
テキストリンクでもボタンでも、リンクを設定するテキストは、リンク先の説明になるようにしましょう。
例えば、
資料請求ページへ移動するリンク:「資料請求ページはこちら」
商品Aの詳細を説明するページへのリンク:「商品Aの詳細を見る」
といった具合です。
ありがちですが、リンクのテキストだけを読んで意味が通らない「こちらをクリック」や「続きを読む」はNG。
リンク先の内容を明確に示し、訪問者にクリックを促がしましょう。
リンクの種類やデザイン以上に大切なこと
ボタンの色や配置など、クリックされやすいリンクデザインを作るためのテクニックは、他にもいろいろ紹介されています。
ですが、実は、そういったデザイン上のテクニック以上に大切なことがあります。
訪問者は、「どんなリンクなら必ずクリックしたくなるか」を想像してみましょう。
続きの記事ページへ移動するリンクであれば、
・記事が参考になり、次の記事も読んでみたいと思えたとき
資料請求のページへ移動するリンクであれば、
・どうしても資料が欲しいと思えたとき
つまり、コンテンツが自分に当てはまると思えたときや、役立つと思えたとき、興味が湧いてもっと知りたいと思えたときに、リンクをクリックします。
ですので、「アクセスがあるのにクリックされないなぁ」というときは、訪問者に、そのように思ってもらえる内容や構成になっているかを再度見直してみましょう。
リンクの種類がテキストでもボタンでも、最低限のリンクのルールを守っていて、コンテンツの内容がよければリンクはクリックされます。
リンクの種類やデザインを微調整するよりも、コンテンツの質を高めて構成を見直すことがクリック数を増やすための近道です。
【あきばれホームページ】のシステムでは、特に意識しなくても最低限のリンクのルールを守ったリンクを作れます。
すでにクリックされやすいデザインが実装されているので、デザインについて悩む時間を、コンテンツの質を高める時間に充てられます。ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。