本日もSEOの話をさせていただきます。
SEOが商売につながるかはキーワードしだい
SEO対策によるアクセスアップ、という話になると、みなさんすぐに
「検索サイトでの上位表示」に関心が行くのですが、実はその前にもっ
と大切なことがあります。
それは「検索キーワードの選定」です。
SEOが商売につながるかどうかは、キーワードしだい。
ホームページには、「ターゲットになるお客さん」が訪れてくれないと、
問合せや資料請求といった反応を取ることはできません。
当然、ターゲット客が「検索しないキーワード」で上位表示されても、
商売にはまったくつながらないのです。
商売につながるキーワードとは
それでは商売につながるキーワードとは、どういうキーワードでしょう
か。
キーワードを選ぶポイントは色々とあるのですが、一番大切なのは
・お客さんが検索するキーワード
です。
たとえば
「土地」
というキーワードを考えてみましょう。
「土地」というキーワードは色々な人が検索すると思います。
念願のマイホームを買いたい人、投資目的で土地の売買を行っている人、
土地を相続して相続税に頭を悩ませている人、等々、色々な人が「土地」
というキーワードで検索します。
ここでポイントになるのは、
・自社のお客さんは、どんなキーワードで検索するか
という点です。
たとえば税理士さんなら、「土地に関連して節税したい人」が見込客に
なりますから、こんなキーワードがお勧めです。
「土地 相続」
「土地 相続税」
「土地 売却税」
「土地 売却 税金」
「土地 節税」
一方、不動産会社の場合、土地の購入を考えている人がターゲットにな
りますから、こんなキーワードを狙うことになります。
「土地 購入」
「土地 価格」
「土地 費用」
「土地 取得」
このように「土地」という単独のキーワードでは、ターゲットのお客さ
んが明確にならないのですが、組み合わせキーワードを考えると、お客
さんが検索しそうなキーワードが色々と思いつくと思います。
単独キーワードと組み合わせキーワード
一般に「土地」というような「単独キーワード」は、検索数は多いので
すが、上位表示させるのがとても難しいキーワードです。
また、様々なニーズを持つお客さんが含まれていますので、見込み度は
それほど高くありません。
一方、「土地 相続」というような「組み合わせキーワード」は、検索
数は単独キーワードより少ないですが、その代わり見込み度が高くなり
ます。
しかもライバルが少ないですから、上位表示させるのも比較的簡単です。
ですから、商売につながるホームページのSEOとしては、
・お客さんが利用しそうな「組み合わせキーワード」
を選びましょう。
競争の激しい「単独キーワード」でホームページのSEO対策を
仕掛けるのではなく、見込み度の高い、でも競争が比較的ゆるやかな
「組み合わせキーワード」で勝負するのです。
SEO成功の秘訣は「組み合わせキーワードにあり」ですから、キーワー
ドを一度見直してみるのも良いと思いますよ。\(^^)√