さて、9/19に発売になったiPhone 6 ですが、過去最高の売上となって
います。
過去最高の売れ行き iPhone 6
・国内iPhone 6/Plusの初速はシリーズ過去最大
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20140926_668609.html
上記の記事によると、発売後1週間で
・iPhone 5s の150%
・iPhone 5 の240%
という、もの凄い売れ行きです。
以前はソフトバンクだけが取り扱っていたiPhoneですが、現在はauと
docomoも取り扱っているため、販売数の伸びに拍車がかかっている状態。
iPhone6の影響
このiPhone6の特徴は、なんと言ってもその大きなディスプレイサイズ。
iPhone5に比べて一回り大きくなっていますから、従来よりも文字が見
やすくなっています。
今までのiPhoneだとディスプレーが小さいため、20代の若い人はともか
く、40代以上の人だと少し文字が読みにくいという問題がありました。
でもこのiPhone6のサイズだと、だいぶこの文字が読みにくい、という
問題が解消されています。
そのため、今までよりもシニア層の人たちへの普及に弾みがつくと思い
ます。
シニア層のスマホ利用率
ちなみにスマホの国内利用率は、各種統計データで多少異なるのですが、
こんな感じです。
10代 約80%
20代 約75%
30代 約65%
40代 約50%
50代 約40%
60代 約20%
今でもかなりの利用率ではありますが、今後は大きいディスプレーの
iPhone6の登場で、50代や60代への普及が加速すると思います。
従って、中高年マーケットを狙っている企業は、
「お客さんの多くがスマホで自分のサイトを見ているんだ」
ということを前提に、ネットの営業方法をどうするか、考える事が大切
になってきます。
iPhone6の影響(その2)
また画面サイズが大きくなったことに加え、iPhone6では、表示速度が
大幅に向上しました。
最新の通信規格に対応していることと、プロセッサーの性能が向上して
ることにより、
・Wi-Fiでも、LTEでも、体感レベルでネットの表示が相当早く
なっています。
もちろん混んでいるときとか、電波が弱いときは今までと同じように遅
いこともあるのですが、通常の場合は、かなり早く感じます。
たくさんサイトを見るようになる
さて、iPhoneの表示速度が速くなると一番影響が出るのは、
・同じ時間に、今までよりも多くのサイトを見る
ようになる、ということ。
今まで、たとえば電車の中で調べ物する際に、表示速度の関係で5サイ
トしか見られなかったとしたら、今後は10サイトくらい見られるよう
になるのです。
今まで画面をクリックするたびに、表示されるまでボーっと待っていた時
間が短縮化されますから、その分、次々とページをめくったり、別のサ
イトを表示するようになります。
そしてこのことは、
・より、ホームページの中身が大切になる
ということ。
iPhone6を使っている人は、従来は時間の関係で見なかったサイトやペー
ジにも目を通す可能性が高くなります。
したがって、中身のきちんとした、アクセス者の興味に応えられるよう
なコンテンツを用意すれば、従来よりも問合せにつながる可能性が高く
なるのです。
結論
簡単に整理すると、iPhone6の登場により
・画面が大きくなるので、中高年のスマホ利用が加速。中高年の方
はスマホでサイトを見る、という前提での対応が必要
・表示速度が早くなるので、今までより多くのサイトやページを閲
覧するようになる。そのためサイトの中身(コンテンツ)の重要
性が高まる
ということになります。
ぜひ、こうした変化をふまえて、御社のネット活用を進めていって頂け
ればと思います。