今回から3回に渡り、手っ取り早くコンテンツを増やす技をご紹介しようと思います。というのも、ホームページを作成する際に、多くの方が苦労するのが「コンテンツ作成」だからです。
ホームページの反応を良くしたりアクセス数を増やすために、「コンテンツ(内容)をもっと増やしたほうがいいですよ」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、コンテンツを増やすには、テーマを決めたり文章を書いたり画像を集めたりと、大変な手間がかかります。
どのようなコンテンツを増やしていいかわからず、なかなか手をつけられずにいるという話も、時折伺います。
そんなときおすすめなのが、「よくあるご質問」「お客様の声」「事例紹介」のコンテンツ。次からこれらのコンテンツをサクッと作成する方法をご紹介します。
会員さまの事例も合わせてご紹介しますので、その3つはもう取り組んでいるんだよなぁ、という方もさらに磨きをかけるヒントとして、参考にしていただければ幸いです。
「よくあるご質問」はすぐできあがる
第一回目は「よくあるご質問」です。
なぜ「よくあるご質問」が手っ取り早くコンテンツを増やす方法かというと、「よくあるご質問」の質問と回答はすでに社内に存在することが多いからです。
サービスや商品を提供している場合、顧客対応をするスタッフや営業に出向く社員の間には、よく聞かれる質問と回答例が蓄積されているはずです。
表立って社員間で共有されていなくても、個々では持っていることが多いのではないでしょうか。
それらを集めて文章化すれば、すぐにある程度のボリュームの「よくあるご質問」コンテンツができあがります。
「よくあるご質問」は役に立つ
ホームページへアクセスする人は、商品に興味を持っている場合でも、ほとんど買うことを決定するまでは、できることなら問い合わせをしたくないと考えています。
問い合わせをして、売り込みをかけられたくない、個人情報を渡すのは不安など、さまざまな理由がありますが、そのような人にとって、「よくあるご質問」ページが充実していることはとてもありがたいことです。
自分が持っている商品への疑問を「よくあるご質問」である程度解決できれば、訪問者の購買意欲を高めることができるでしょう。
「よくあるご質問」は増やせる
サービスや商品を提供し続けていくと「よくあるご質問」は次第に増えていきます。メールや電話でいただいたお問い合わせや、社員が聞かれたことなど、大なり小なりいろいろあるのではないでしょうか?
新たに出てきた質問は社内で共有し、ホームページに掲載していく流れを作れば、よくあるご質問はどんどん増やせます。
このように「よくあるご質問」は、すでに蓄積されている文章を利用できるにも関わらず、
- 内容が詰まっていて
- 訪問者の役に立ち
- その都度増やしていくことができる
という、大変メリットのあるコンテンツなのです。
これからサービス開始というスタートアップの方でも、あらかじめよくあるご質問を想定しておくことは決して無駄になりません。商品やサービスのブラッシュアップにつながることも多いので、ぜひ取り組んでみてください。
「よくあるご質問」の具体例
それでは、【あきばれホームページ】会員さまのホームページのなかから、参考になる「よくあるご質問」ページをご紹介していきましょう。
▼外壁塗装の色選び・色彩相談室さま よくあるご質問
http://www.shikisai-yorozucolor.jp/category/1896012.html
確認したい項目をクリックすると、質問へジャンプする仕組みです。
ひとつひとつの質問に丁寧に対応しており、詳細ページやお問い合わせなどに、質問内容に応じて誘導しています。
▼中野相続手続きセンターさま よくあるご質問
http://www.tokyo-intl.com/category/1586573.html
相続手続きについて心配になる点や、サービス内容についての疑問が解決できるコンテンツです。
質問と回答を見出しとして大きく記載し、その下に詳細を書く構成が、訪問者にとって見やすいものとなっています。
▼あきばれホームページ よくあるご質問
https://www.akibare-hp.jp/faq/
手前味噌ですが、弊社サービスのよくあるご質問ページです。質問をカテゴリ分けし、さらに一番トップに「よくあるご質問Top25」を掲載しています。
また、各質問からさらに詳しく解説したページへ誘導するようにしています。
いかがだったでしょうか?「よくあるご質問」なら集めてホームページのコンテンツにできそうだ!と思われた方はぜひ、さっそく取り組んでみてくださいね!