今回は、「お客様との接触回数を増やして、選ばれやすくなる方法」を解説します。
接触回数が増えるほど選ばれやすくなる
ホームページに限らず、人には、「同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つ」という心理があります。
この心理には「ザイオンス効果」という名前がついていて、いろいろなところで使われています。
例えば、保険会社の営業マンの方が、年末になると来年のカレンダーを持ってきたり、暑中見舞いハガキを送ってくれたりします。これも、ザイオンス効果を見込んでのことだと考えられます。
接触回数が増えるほど親近感や信頼感が増し、選んでもらいやすくなるのです。
ホームページを活用していくにあたっても、ユーザーとの接触回数を増やすことを意識すると、「競合に比べて選ばれやすくなる」と言えます。
では、インターネットを活用して接触回数を増やすには、どのような方法があるのでしょうか。
接触回数を増やす4つの方法
インターネットを活用して接触回数を増やす代表的な方法には、以下の4つがあります。
1.メールを定期的に配信する
定期的にメールを送ることで、お客様との接触回数を増やします。何度もメールを受け取って内容を読むと、親近感が増します。
このとき大切なのは、メールの内容がお客様の役に立つものであることです。商品をアピールするだけのメールでは、回数を増すごとに開封されなくなってしまいます。
2.SNSを定期的に更新する
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを更新することでも、お客様と接触する回数を増やせます。
また、LINEの活用も増えてきました。
SNSは、宣伝というよりも「ファンづくり」の感覚で取り組むこと、共感が得られる投稿内容を工夫することが大切になってきます。
3.ホームページやブログの記事を更新する
ホームページに新しい情報を追加したり、ブログの記事を更新したりすることも取り組みの一つになります。
記事の更新をメルマガやSNSで紹介し、そこからホームページへアクセスしてもらえば、接触回数を増やせます。
4.リターゲティング広告を使う
一度訪れたホームページの商品広告が、その後、ネット閲覧中に繰り返し表示されるのを経験している方も多いでしょう。
これは、リターゲティング広告と呼ばれるものです。こういった広告を使うと、商品がお客様の目に触れる回数を増やすこともできます。
接触回数を増やす際の注意点
接触回数を増やすザイオンス効果は、成約率アップに効果的ですが、活用する際には注意点があります。
それは、「接触回数を増やしても、嫌いなものは好きにならない」という点です。
例えば、すでに信頼感を損なっている相手からたくさんのメルマガを送られても、かえって嫌な印象を深めるだけです。
最初の接触を大事にすること、そして、接触を増やすにあたってはセグメント(お客様の分類)をしっかり行うことが大切です。
接触回数を増やすことが効果的なお客様を特定して、取り組んでいけるといいですね(^^)。
今回は、顧客心理にある「ザイオンス効果」をもとに、接触回数を増やす方法についてご紹介しました。
接触回数を増やすには、ホームページ内のコンテンツを追加したり更新したりして、新鮮な情報を出し続けることも大事な取り組みの一つです。
【あきばれホームページ】は、CMSというシステムでホームページを制作するので、更新が簡単にできます。
自社でもホームページのコンテンツを手軽に更新することが可能になるので、お客様との接触回数を増やすのに便利です。
ご興味がある方は、ホームページを簡単に更新できるシステムを、ぜひご覧ください。