さて、企業のホームページ運営では、完成からが始まりです。
訪問者を増やしたり、見込み客を増やしていくためには、継続的に改善することが必要となってきます。
しかし、手探りで改善しても、効果が得られないと不安になってしまいますよね。そこで今回はその手法について解説していきます。
どのようにホームページ運営を改善すればよいかお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「PDCAサイクル」でホームページを効果的に改善
最初にぜひ知っておいて頂きたいのが、「PDCAサイクル」という言葉。
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)という4つの局面を繰り返し回していきましょう、という手法です。
それぞれの項目を詳細にお伝えすると、
1)目標を設定し、その目標達成のために何をすべきか考える
2)次に計画した取り組みを実行する
3)その取り組みによって設定した目標を達成できているか評価する
4)改善点を盛り込んで次の計画を立てていく
という改善のための考え方なんですね。そして、この考え方をホームページに当てはめて考えていくと、より効果的に運用し、成果につなげることが可能なのです。
PDCAサイクルをホームページに運営に活用すると…
PDCAについて簡単に理解したところで、実際にホームページ運営に落としこむとどういったサイクルになるのか解説していきます。
1)Plan(計画)
企業のホームページでは、主に「訪問者数」と「見込み客数」を増加させることが目標となります。顧客イメージして、目標を達成するにはどのようなコンテンツを用意すべきか考えてみましょう。
例えば「訪問者数をアップさせる」というのが目標の場合だと、
・6ヶ月後までに月間〇〇PVのアクセスを集める
そのために→
月間検索ボリューム〇〇件のキーワードを狙った記事を10ページ作成する
このようにより具体的な計画を立てて、実際に何をどう実行するのかを明確にしておきましょう。
2)Do(実行)
計画したプランに沿って作成したコンテンツを公開します。
上記の計画であれば、狙ったキーワードを扱った記事をコツコツを作っていくことになります。
次のCheckにつなげるために、Google Search Console(サーチコンソール)やGoogleアナリティクスといったアクセス解析ツールを導入しておきましょう。
3)Check(評価)
アクセス解析ツールを利用し、行った施策と記録したデータを振り返り、よかった点・悪かった点を評価します。
もし「半年後に月間1万PVを集める」という計画を立てたのなら、作成した記事ごとのPV数を具体的に出し、実際にどれほど達成できたのか、評価しましょう。
4) Action(改善)
この局面では、改善策をホームページに反映させましょう。
もし目標が達成できなかったのなら、作成したページ数が足りなかったのか、SEOが上手くいかなかったからか、その原因を分析し改善点を洗い出しましょう。
最初の目標が高過ぎたのなら、目標値を下げることも検討しなければなりません。
PDCAサイクルの注意ポイント
PDCAは効率的に改善させるために行うものです。時間と労力をかけ過ぎないようにしましょう。
また改善策を打ってもすぐに効果が現れないこともあります。何度か継続することも時には有効です。ただし、いつまでたっても効果が現れない場合は、評価の見直しが必要です。
まずはハードルを低くするなど、できることから始めましょう。
まとめ
今回は、ホームページを改善しながら運営する方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
ホームページで成果をあげていくには、PDCAを継続的に回していくことで、より成果を出せるホームページへと成長させることができます。
最初は難しく感じられるかもしれませんが、数字を分析して改善を重ねていくことが大切です。ぜひ参考にしてみてください。