さて、今回からはホームページでの成果をあげるために重要な指標「回遊率」について2回に渡り解説します。
1回目の今回は、回遊率についての基本的な知識をおさえていきましょう。
回遊率とは
回遊率は、
1人の訪問者がホームページ内のページをどれだけ閲覧したか
を表すものです。
回遊率は「1訪問あたりのページビュー(1訪問/PV)」で示されます。ページビューは、「ページ閲覧数」と考えていただければ良いです。
例えば、「検索結果からトップページに入ってきて、トップページだけ
て、検索結果へ戻ってしまった」という場合、1訪問あたりのページビュー(ページ閲覧数)は1となります。
「検索結果からトップページに入り、別のページに移動した後、ホームページを閉じた」という場合、ページビューは2です。
回遊率が高いほど、ホームページ内のたくさんのページが閲覧されていることになり、訪問数が少なくてもページビューが増えます。
回遊率はなぜ重要なの?
回遊率は、ホームページの「状態」を示すとても重要な指標です。
回遊率が高い(=1人の訪問者がたくさんのページを閲覧している)ということは、
- ホームページ内の誘導がうまくいっている
- ページの内容に訪問者が興味を持ってくれている
- 訪問者とコンテンツの内容がマッチしている
という良い状態であると考えられます。
ホームページをこのような「良い状態」にしておくと、次のような効果が期待できます。
- ホームページ内に掲載されている商品やサービスへの理解が進む
- 購入など成果を発生させるページへの接触頻度が高まる
- リピーターになってくれる可能性が高まる
回遊率を高めると、こうした効果により、成果が発生しやすいホームページになっていくはずです。
現在お持ちのホームページの回遊率がどれぐらいなのか、ぜひチェックしてみてください。弊社CMSのアクセス解析でも、Googleアナリティクス等でも確認できます。
現在の数値を把握した上で、「この数値をアップしていくには何をしたらいいのか?」と考えていきましょう。
次回は、実際にホームページの回遊率をアップするためにチェックしたいポイントや実施したい施策をご紹介します。お楽しみに。