2020年に始まった新型コロナウイルスの流行は、わたしたちの生活に影響を与えるだけでなく、企業活動にも大きな変化をもたらしました。
オフラインでの大規模なセミナーや展示会は軒並み中止となり、一方で在宅やオンラインによる商談も急速に浸透しました。
消費全体が落ち込む中で巣ごもり需要が拡大。
そんな中で企業のホームページの重要度も高まっています。ただ作っただけのホームページから脱却して、Withコロナ・アフターコロナに対応したサイトに改善することをお勧めします。
今回はコロナ時代に対応したホームページについて解説していきます。
ホームページを活かしきれていないあなたの参考になれば幸いです。
なぜコロナ時代にHPの重要度が増しているのか?
コロナ時代に突入して以来、ホームページの重要度が増している背景には対面での接触機会の減少があります。
これは商談のみならず、日々の買い物や医療の診察、英会話などの習い事でも同様です。これまで対面で行われていたサービスの多くがオンラインで完結されるようになってきました。
こうした需要に応えるためには、オンラインでの集客・営業活動の強化が重要です。
また自社のホームページから営業時間の変更や自社で行っている感染防止対策などタイムリーな情報をお届けし、お客さんの不安を取り除くことも大切になってきました。
コロナ時代に対応したHPの4つのポイント
しかし基本情報を掲載しただけのホームページでは、コロナ時代に対応しているとは言えません。
具体的には以下のようなサイトへリニューアルが必要です。
1)スマホ・タブレットに対応
これは既に対応しているサイトも多いかもしれませんが、まだスマホに対応できていないホームページは速やかに対応させましょう。
企業サイトもスマホなどの端末で閲覧される機会は意外に多いものです。
スマホに対応していなければ、スマホで検索された際の順位が下がるかもしれません。
またすでにスマホに対応しているからといっても油断せずユーザー目線で見直してみることをお勧めします。
スマホで操作すると、問い合わせや決済がやりにくいといったことはありませんか? ストレスを感じさせずスムーズに操作できるかぜひ確認してください。
2)リモートでもHPを更新ができるようにする
コロナ禍においては、リモートワークで仕事する機会も多くなっています。出社して会社のパソコンでしかホームページを更新できなければ、自ずとサイトの更新頻度も落ちしてしまいます。
あきばれホームページのようにCMS( コンテンツ管理システム)を利用して、ホームページを構築すれば、複数の従業員が場所を問わず更新作業が可能になります。
アフターコロナを見据えてもリモート環境を整備しておくことはメリットが大きいので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
3)ユーザーとコミュニケーションを強化する
オンラインでの集客の弱点はコミュニケーションです。サイトを訪問してくれたお客さんに対して「いらっしゃませ!」「何をお探しですか?」といった声を掛けることはできません。
そこでなるべく気軽にコミュニケーションをとれる仕掛けを考えましょう。
オンラインによるコミュニケーションツールを導入したり、問い合わせの導線をよりわかりやすくする工夫をしましょう。
4)オンライン上で魅力的に商品(サービス)伝える
実店舗と違いオンラインでは実際に商品に触ったり、使用感などを体感することはできません。
お決まりパターンの写真を掲載するだけでなく、実際に使用している様子の写真を加えるなど、より深く伝える工夫が必要です。
さらに動画を活用して紹介するのもお薦めです。
まとめ
今回はコロナ時代に対応したホームページ作りについて解説しましたがいかがでしたでしょうか? すでに対応済みの方もいらっしゃるかと思いますが、これからの方はぜひ参考にしてください。
またSNSも連動してフォロワーとコミュニケーションをはかり、自社のホームページに流入を狙ってみてもよいでしょう。