読者からのお便りコーナー
さてまず最初は、読者からのお便りのコーナーです。
今週は、あきばれネットでホームページ依頼頂いた、正会員の方から
のお便りです。
すばらしいホームページを作っていただき、ありがとうございます。
カウンセラー様はじめ、あきばれネットの皆様のご尽力に感謝いた
します。
私どもの要望を、ほぼ100%取り入れて頂き、本当に満足してい
ます。
ゴールデンウィークを挟んだにも関わらず、ほぼ一ヶ月で立ち上げ
ることができ、素早い対応に感謝致します。
長い間本当にありがとうございました。これからも疑問点などが出
てくると思いますので、よろしくお願いします。
(大和製材株式会社 代表取締役 大藪太さま)
http://www.daiwaseizai.jp/
大藪さん、ご連絡どうも有り難うございました。
またホームページの開設おめでとうございます。大藪さんのお気持ちが
こもった素晴らしいホームページだと思います。
ご存じの通り、ホームページは「リリース」した時が「勝負の始まり」
です。実店舗で言えば新装開店直後のようなもので、今からどうやって
お客さんにアピールして行くか、腕の見せ所ですね。
是非、頑張って下さい。(^^)V
さて大和製材さんは、岐阜・愛知・関市・名古屋市を商圏とした建築会
社さんです。そこでホームページを「快適で丈夫な木の家づくり」をテーマにし
た「木造住宅建築」の情報サイトとされました。
ホームページ http://www.daiwaseizai.jp/ にアクセスして頂けると分
かりますが、木造建築に関して「アクセス者に役立つ情報」をたくさん
掲載されています。
この文書は全て社長の大藪さんが自分で作られたもので、お忙しい中、
休日返上で制作されたとのことですが、お人柄の良く出た「ヒューマン
タッチの文書」に仕上がっていると思います。
高額商品とホームページ
さて本日は、この大和製材さんのホームページを題材に、高額商品とホームペー
ジについてお話ししてみたいと思います。
大和製材さんが販売されている「木造住宅」のような「高額商品」は、
購入決定までのプロセスが、一般的に非常に長くなります。
100円の缶ジュースなら、ほとんど何も考えずに「衝動買い」する人
も多いですが、何千万円もする住宅の購入はそうも行きません。最終的
に購入を決断するまで、かなりの日数を要します。(中には、物件を見
た瞬間に「思わず」契約してしまう人もいるようですが・・・(^^)
さて、こうした「高額商品」を購入する場合、多くの人は最初に「情報
収集」を行います。パンフレットを取り寄せたり、店員に詳しい説明を
聞いたり、実際に商品を確かめてみたり、様々な情報を集めるわけです。
ここでのポイントは、この情報収集がこんな感じで進むことです。
【商品そのもののお勉強】
(住宅の場合であれば、住宅選びのポイントや、材質、工法、
価格の相場といった情報を収集して、自分なりに理解する)
↓
【商品の比較】
(住宅の場合であれば、いくつか物件や住宅会社を回って、比
較検討する)
↓
【商品の決定】
(最終的に、気に入った物件に決めて、契約!)
このプロセスは、少し値が張るもの、例えばビデオカメラや英会話教室
といった商品・サービスには共通のパターンです。
さて、上記の流れを前提にすると、高額商品を「いきなりホームページで売り込
む」のは、非常に難しいということは、直ぐにお分かり頂けると思いま
す。ですから、フローの最後「商品の決定・購入」をホームページで目指しても、
反応がほとんど取れません。
また高額商品の場合は、実際に物を見ないで購入するケースは希ですか
ら、上記フローでの「商品の比較」に関しても、ホームページだけで行うのはか
なりの制限があります。
ところが、最初の「商品そのもののお勉強」フェーズでは、ホームペー
ジは非常に喜ばれます。
多くのお客さんは、「売り込み」を嫌いますので、できれば商品のお勉
強は、店員に煩わされずに行いたいと思っています。また、帰宅後や休
日にゆっくりと商品のお勉強をしたい人も多いのです。
こうした人にとっては、今や「ホームページで情報収集」することが当
たり前の状態になってきました。ですから、ホームページにこうした情
報を掲載して、お客さんの「商品に対する理解」を深めてあげると、お
客さんに大変喜ばれるのです。
もちろん、こうした情報を掲載するだけで、高額商品が売れる訳ではあ
りません。
ただ、最初の「商品そのもののお勉強」フェーズで、「お客さん」ある
いは「見込み客」に対して有益な情報を提供することで、お客さんの中
であなたの位置づけが、ライバルよりも一歩リードします。
そしてこのリードを続けていくことによって、それ以降のフェーズでラ
イバルを差し置いてあなたの高額商品の販売につなげることができるの
です。
この意味で、大和製材さん( http://www.daiwaseizai.jp/ )のホーム
ページは、見込み客(=将来のお客さん候補)の方に役立つ情報を提供
しています。
このホームページのアドレスを広告やパンフレットに明示して、お客さんにアク
セスしてもらえれば、ライバル企業に一歩も二歩もリードできる可能性
は非常に高いと思います。
あなたも、もし10万円以上の高額商品を扱っておられるのなら、是非
こうしたアプローチをご検討になると良いのではないでしょうか。
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さて続いては、今週のテーマに参りましょう。今週は、ホームページの
「リンク」について考えてみます。
なお今週は、久しぶりに「会話調」で書いてみます。私と会員Aさんの
会話だと思って下さい。
リンクを活用したアクセスアップ
A「吉本さんに作ってもらった私のホームページなんですが、アクセス増やすの
はどうすれば良いですかね?」
私「そうですね~。お金かけて良いんだったら、メルマガ広告が一番効
率的ですけどね。」
A「いや~。お金はあんまりないですから、無料でできる方法が良いで
すけど・・・。」
私「そりゃそうですね。まあ一番お手軽、かつ効率的なのは、リンクの
依頼と、検索サイトへの登録ですよ。」
A「リンクの依頼って良く聞きますけど、効果あるんですか?」
私「リンク先にもよりますけど、まあ、あんまり期待しない方が良いと
思いますよ。」
A「じゃあ、何でわざわざリンク依頼した方が良いんですか?」
私「そうでしょ。そう思うでしょ。少し前までは、リンク先から、自分
のサイトに飛んで来てくれるのを期待して、一生懸命“リンクして下さ~
い”とお願いしてたんです。でも、実際にリンク先から飛んでくるアク
セス数って、しれてるんですよね。」
A「じゃあ、何で?」
私「実は、直接的なアクセスアップではなく、検索サイト経由のアクセ
スアップを増やすために大切なんですよ」
A「はあ?」
私「Googleと言う検索サイトの登場が大きいんですが、最近の検索サイ
トでは、“リンクをたくさんしてもらっているホームページ”を、検索結果の上
位に表示する傾向にあります。」
A「はあ?」
私「例えば、検索サイトで“賃貸マンション”というキーワードで、誰
かが検索するケースを考えてみましょう。」
私「Aさんのホームページをリンクしているサイトが0の時には、“賃貸マンショ
ン”の検索結果が6万件くらいあるとしたら、たぶん4万件目くらいに
サイトが表示されます。
A「それじゃ誰も私のホームページなんかにアクセスしてくれませんよ」
私「そうなんです。でも、もしAさんのホームページをリンクしているサイト
が100件くらいあったら、恐らく検索結果6万件の内、上位5番には
入ります。」
A「ほうほう。そうすると、かなりのアクセス数を稼げる訳ですね」
私「ええ、一般的に検索サイト経由のアクセスが、全体の5~8割を占
めると言われますので、“リンクをたくさんしてもらう事”による検索
サイトの上位表示の効果は、決して侮れないんですよ。」
自分のホームページのリンク依頼するのは、リンク先から直接アクセスを期
待する人がほとんどです。
でも私の経験から言うと、このアクセス数はあまり期待できません。
またリンク直後はそこそこあったアクセスも、徐々に減っていきま
す。
一方、検索サイトの上位表示を目的とした場合、このリンクの効果
は、直接アクセスの何十倍もの効果を生みますし、その効果もかな
り永続的です。
ですから、ホームページのアクセス数が少ない、とお悩みの方は、是非、こ
のリンク先を増やすことによる、検索サイト上位表示を目指してみ
てください。
短期的な効果は見えにくいのですが、徐々にその効果が現れてきま
すから、諦めないで少しずつリンク依頼を続けてみて下さいね。