経営者向けのメルマガ『経営塾』

フレームを使うとアクセスが減りますよ

読者からのお便りコーナー

それでは今週のお便りコーナーです。今週は、メール会員のかたから頂
いたお便りをご紹介しましょう。

初めまして。「できる社長のホームページ活用講座」を購読させていただき
ました。
まだ、申し込みホヤホヤですが^^;大阪のU販売という会社の、
TDと申します。

吉本代表。いつも、メールありがとうございます!!
私は、社長でもなんでもありませんが、当社の社長や専務から、
「いつか、ホームページ作ってくれな。」と、言われておりました。

しかし、通常の仕事もあるし、勉強したこともなく、と、言い訳を
並べて、二の足、三の足を踏んでいたのです。正直言えば、不安だっ
ただけなんです。

そんな状態でも、何か、ホームページを作るのに、参考になるものはないか
なぁ。。と思っていたときに、メルマガの紹介があったのです。

そして、読み進むうちに、「とにかくやってみなさい!」との言葉
が、ドンと胸に響きまして、よし!!やってやろう!と制作を開始
するに至りました。

最初は、ショールーム系から。
そして、無駄な装飾は付けずに、伝えたいことをシンプルに。
初めから業者に頼まず、自分で作ること。
これを3本柱に考えて、ホームページ作成ソフトを使用しながら、えっちらおっ
ちら制作していっております。

まだまだ、こういうものが出来ました!と言える状態ではありませ
んが、一端は、フレームで分割していたTOPページを、あきばれ
ネットや、そこに紹介されるホームページでは、使用していないので、作り
直してみたり、表現を変えたり、固い口調の部分を営業社員の口調
に変えてみたりと、頑張っています。

自社用のホームページ。見かけや、フォームが格好悪いのは、まだ
まだ、仕方ないと思いますが、伝えたいこと、お客様が知りたいと
おもわれる情報を考えることと。

なんだか、かわいく思えてくるものですね。

HTML?え?なにこれどうするの?の連続ですが、とにかく、や
る。とにかく作る。その一歩を踏み出せた大きな力になりました。
ありがとうございました。これからも、頑張ります!

そして、いつか、自社のホームページを見てください。一通り、出来上がっ
たら、URLをご連絡します。

それでは、長くなりました。以上、お礼でした。
(UH株式会社 TDさま)

TDさん、お便りありがとうございました。
最初のうちは大変だと思いますが、是非がんばって下さいね。(^^)

デザインが良かろうが悪かろうが、人からなんと言われようが、「やっ
た者勝ち」です。

少しずつトライ&エラーで進んでいけば、知らないうちにノウハウがど
んどん溜まります。そしてそのノウハウの蓄積が、1年後に御社の成長
を必ずや加速させますからね。

まだまだ試行錯誤は続くと思いますが、TDさんの努力はきっとすぐに
報われますよ。(^^)

フレームって何?

さてTDさんのお便りにあった、

一端は、フレームで分割していたTOPページを、あきばれネット
や、そこに紹介されるホームページでは、使用していないので、作り直して
みたり、

の部分について、少しお話ししてみましょう。

少し技術的な話になりますが、「フレーム」というのは、ホームページ
のテクニックの一つで、「上下左右を分割して表示する」技術です。

例えば、あきばれネットのトップページ

http://www.akibare.net

では、画面を縦にスクロールすると、左側のメニューも一緒にスクロー
ルします。

ところが、このメールレターのバックナンバーのページ

http://www.akibare.net/ak_mm_71.htm

では、画面を縦にスクロールしても、「上のタイトル」と「左のメニュー」
がスクロールしません。

これは先ほどの「フレーム」という技術を使って、画面を3分割してい
るので、一部の画面をスクロールしても、他の部分は移動しないのです。

(ちなみにバックナンバーの更新が古くてすみません。本当は毎週やり
たいとは思っているのですが、どうも忙しくって・・・(^_^;

フレーム利用のメリット

さてこのフレームという技術はインターネットでよく利用されるのです
が、それはなぜかというと、

ホームページのコンテンツの更新が楽だから

なのです。

例えば先ほどのバックナンバーのページ

  http://www.akibare.net/ak_mm_71.htm

では、コンテンツが何十ページもあります。そして各週のバックナンバー
へのリンクをそれぞれ左側のメニューに用意しています。

「フレーム」を使わずに、各ページの左側に、それぞれ「メニュー」部
分を埋め込むと、1ページコンテンツを追加した途端に、何十ページも
ある「全てのページのメニュー」を修正する必要があります。

ページが少ないうちはともかく、うちのバックナンバーのようにページ
数が多くなると、その作業量たるや・・・(^_^;

と言うわけで、フレームが良く利用されるのです。

フレームはアクセスを減らします。

このように、フレームのメリットは多いのですが、「アクセスアップ」
という観点からは、明らかにマイナスです。

いくつか理由があるのですが、ひとつ目の理由としては、一部の検索エ
ンジンでは、フレームで作られたホームページのコンテンツを正しく検索できま
せん。

原因はそれら検索エンジンの「性能が悪い」だけなのですが、せっかく
作っっても、それが「フレーム」を利用していると、検索エンジンによっ
てはそれが表示されないケースがあるのです。

当然、その分アクセスは減ってしまいます。

もう一つの理由は、フレームを使ったコンテンツが、場合によって「ヘッ
ダー」や「メニュー」なしで表示される場合があると言うことです。

先ほどもお話ししたように、フレームというのは「画面を分割する」技
術です。分割されていても、各画面が合成されて表示されればいいので
すが、検索の結果によっては、分割後の「各パート」だけが表示されま
す。

せっかくアクセスしてもらっても、メニューのない「一部コンテンツだ
け」が表示されてしまうと、その後アクセス者は「他のページ」にアク
セスしてくれません。

結果的にアクセスを減らしてしまうのです。

と言うわけで、ページ数が100ページを越えている場合はともかく、
それほどページ数が多くない場合、アクセスアップを狙うのならばフレー
ムを使わない方がいいです。

TDさんも「フレームを使わないようにホームページを変更した」のは大正解で
す。

その効果がきっとアクセスアップとして返ってくると思いますよ。(^^)

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今週のおさらい

・「フレーム」とは、「画面を分割」する技術のことです。
 
・この技術を使うと、ページ数が多いホームページの場合、ホームページのコンテンツの追
 加修正の手間を減らすことができます。
 
・しかし、一部の検索エンジンは「フレームを利用したページ」を
 正しく検索結果に表示することができません。
 
・また「分割された一部のページ」だけが表示されてしまう場合が
 あり、そうすると「メニューなし」「ヘッダーなし」のページが
 表示されることになります。
 
・その結果、フレームを利用すると、アクセス者の何割かを逃がし
 てしまうのです。
 
・従ってページ数が少ないホームページの場合は、フレームを利用しない方
 がアクセスアップの観点からは有利です。

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初めてのホームページ作成

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