読者からのお便りコーナー
さてそれでは、読者からのお便りのコーナーに行きましょう。
今週ご紹介するお便りは、あきばれネットの正会員で、当会にホームペー
ジ制作をご依頼頂いた会員さんからのお便りです。
この度は弊社のホームページを制作いただき、本当にありがとうご
ざいました。出来映えには大変満足しております。
ホームページ制作の過程で、私自身が勉強することが多く、カウン
セラーさんの作業が中々はかどらなかった事と思います。でも辛抱
強くおつきあい頂いて、本当にありがとうございました。
はやく色々なことをマスターすべく、努力していきますので、これ
からもよろしくお願いします。
(株式会社おいしい御進物逸品会 代表取締役 高橋さま)
ホームページ : http://www.ippinkai.jp
高橋さん、お便りどうもありがとうございました。
ご満足頂けるホームページが完成して、本当に良かったです。(^_^)
高橋さんの「おいしい御進物逸品会」は、あの両国国技館の指定お菓子
業者さんで、「相撲観戦」のお供として欠かせないお菓子になっていま
す。そんな有名なお菓子屋さんのHP作成依頼を頂いて、 こちらの方こそ、本当にありがとうございました。
ちなみに、こちらのお菓子は「本当に」おいしいです。(^^)V
中でも「江戸あられ 羽衣(はごろも)」というお菓子は、何と「皇族」
の方からも注文があるという、由緒正しきお菓子だそうでです。また私
が試した「おつまみ百撰 宴の華(うたげのはな)」は、うちの家内と
母親が、このお菓子を食べ始めた途端に、その「おいしさ」と「手作り
の凝り具合」に感動して、1時間近く「お菓子談義」で盛り上がった位
でした・・・(^^ゞ
是非是非、一度お試し下さい。(^^)V
逸品会さんのホームページ : http://www.ippinkai.jp
ホームページにおけるこだわり
さて、逸品会さんのホームページをご覧になって頂けると分かりますが、
こちらは良くある「お菓子屋さん」の「商品紹介ホームページ」とは異なるホー
ムページになっています。
検索サイトで、「ご贈答品」とか「お菓子」とかで検索してもらえれば
分かりますが、多くのお菓子サイトは、「商品画像オンパレード」です。
このメールレターで何度も申し上げているように、写真だけで商品を申
し込んでくれるほど、ネットユーザーは甘くありません。(^^)
ホームページの作り方に工夫が必要です。
実店舗では、その場で実際に商品を見ることができますから、買い手も
安心して購入できますが、ネットではそうはいきません。「写真と送ら
れてきた商品が違ったどうしよう」とか、色々な心配が頭をよぎるわけ
です。
こうしたアクセス者の心配を取り除いてあげて、購入に向けて背中を押
してあげるのに、最も有効なコンテンツが「作り手のこだわり」です。
逸品会さんのホームページ : http://www.ippinkai.jp を見てもら
えれば分かるように、お菓子の作り手の「想い」を分かりやすく「文書」
で説明しています。
良くあるパターンだと、このトップページで「抽象的なキャッチコピー」
と、「抽象的な商品画像」で、「お店の良さ」をアピールしようとする
のですが、逸品会さんの場合は、お店のこだわりを「文書」で訴えられ
ています。
ネットユーザーは複数のサイトを訪れて、比較検討を行います。各サイ
トが、商品画像と価格しか表示されていないと、ネットユーザーの購買
基準は「価格」だけとなってしまいます。
でも、「作り手のこだわり」のような、価格以外の情報がホームページに掲載さ
れていると、サイト間の比較において、価格競争以外の勝負ができるわ
けです。
そして、「作り手のこだわり」に、アクセス者を共感させることができ
れば、価格ではなく、「その作り手が作った“商品”」を購入したい、
というお客さんを集めることができます。
実はインターネットのECショップというのは、「非常に人間くさい」
世界です。「作り手」や「売り手」の「人間性」を上手にアピールして
いるショップは、成功しています。楽天とかで良く強調されている「ひ
と気」ってやつなのですが、「人間くささ」あるいは「パーソナリティー」
がホームページから伝わってこないと、なかなかアクセス者は商品を購
入しようと思わないんですね。
そしてこの「人間くささ」を伝えるのに、最も分かりやすいのが、作り
手や売り手の「こだわり」なんです。
この「こだわり」は、何もECショップに限りませんコンサルタント
のサイトでも、企業向けのサイトでも、この「こだわり」が「キーコン
テンツ」になるケースが多いのです。
是非、あなたも高橋さんのホームページ( http://www.ippinkai.jp )を参考に
して、あなたの「こだわり」をホームページ上で表現してくださいね。
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さてそれでは、今週のテーマに参りましょう。今週は、読者の方からお
問い合わせが多い、メールマガジン(メールレター)の活用について、
議論してみます。
なお今週は「会話式」でお伝えしますね。(Aさんと私の会話です。)
メールレターの活用
A「吉本さん、私もメールマガジンを出そうと思っているんですが、ど
うすれば良いですかね?」
私「そうですね~。Aさんは文書書くの苦手だから、やめた方が良い
んじゃないですか。」
A「そう言わずに、やり方教えてくださいよ。」
私「う~ん。Aさんがやるんだったら、“まぐまぐ”とかを使うんじゃ
なくて、自分の知り合い向けの“メールレター”を出すのが良いんじゃ
ないですかね。」
A「何ですか、そのメールレターって。」
私「見込み客むけのメルマガを、私はこう呼んでいるんですけどね。今
までAさんと名刺交換した人に、メールマガジンを定期的に送るんです
よ。」
A「ほうほう。」
私「Aさんみたいな職業の場合、名刺交換した人の何割かは、潜在的な
お客さんの可能性が高いと思いますので、そうした人達に定期的にメー
ルを送ることによって、いざ仕事の相談をしたくなった時に先方から連
絡させる訳ですね。」
A「ほう、なるほどね。」
私「Aさんのように「士族」の場合、紙媒体でこうしたレターを出して
いる人はたくさんいると思いますが、紙媒体だと、印刷したり、封筒に
詰めたり、切手を貼ったりと、結構手間がかかるでしょう。」
A「そうそう。」
私「それに、切手代も馬鹿にならないですからね。200人に毎月送っ
たとしたら、切手代だけで16,000円ですからね。その点、電子メールな
らお金かからないですから。」
A「そうですよね~。でも、1件1件送るとすると、結構手間かかりま
すよ。まさか、宛先に200件をまとめて指定する訳にも行かないでしょ
うし。」
私「おっ、Aさん、今日はなかなか鋭いですね。」
A「何を言ってるんですか。」
私「でも、これは良い質問ですよ。宛先欄に他のお客さんのアドレスを
入力して全然関係のない人に送ると、後で問題になるケースが多いです
から。“勝手に俺のアドレスを他人に教えるんじゃない!”とか言って、
怒られちゃいますから。」
A「そりゃ、そうでしょう。」
私「やり方はいくつかありますけどね。Aさんみたいに、あんまりパソ
コンに詳しくない人は、メルマガ配信ツールを利用するのが一番確実で
すね。毎月1万円くらい出せば利用できますから。」
A「結構、いい値段しますね~。この間、私が吉本さんにお願いしたツー
ルも、そんなに高いんですか?」
私「いえいえ。うちのはそんなに高くないですよ。」
A「ふ~ん。でもやっぱりお金出してツールを使った方が良いんですか
ね?」
私「Aさんはパソコン苦手だから、ツール使った方が良いと思います
けど、普通の人はメールソフトの“BCC”欄を利用すれば、アドレスば
れずにメール送れますよ。」
A「へえ~、そうなんですか?」
私「ええ。とりあえず、試しにメルマガを出してみたい、と言う人は、
知り合いへのメールレターを、BCCを使って送信するのがお勧めですね。」
メールマガジン(メールレター)を発行する目的は人それぞれです。
でも、もし商売のためにメールマガジンを発行するんだったら、
「見込み客」に対する「メールレター」の発行から始めるのをお勧
めします。
新規客をメールマガジンを通じて、お客さまに変えていくのは、そ
れなりのスキルを必要としますので、まずは比較的効果の出やすい
「見込み客」向けに始める訳です。
3~4回発行してみれば、何となくメルマガ(メールレター)のコ
ツが分かって来ますから、そしたらマグマグとかを使った本格的な
メルマガ発行に踏み出せば良いと思います。
ただ、メールマガジンを発行して商売に繋げるためには、ホームペー
ジが不可欠です。メルマガとホームページを如何に連動させて行く
か、これがメルマガで成功するための最大のポイントだと思います。